【wrwrd】一人ぼっち。【軍パロ】

試験 ページ12

会場には、100人近くの人々が集まっていた。
20代前半の若者から、30後半の大人まで、年齢の幅は広めだ。


やはり、男を装っていても体格差が出てしまう。

まぁ、スペルビアでバレなかったんだから大丈夫か。

落ちたらまた、違う国へ行けばいい。

試験は、筆記と面接だけ。
少し意外に思ったが、強くなるために軍で訓練するというのに、
戦闘試験なんてものがあるなんておかしいよね。

最初の筆記はとくに問題なくできた。

次は面接。
案内された部屋に入ると、


os「こんにちはぁ〜♪」


質素で物が少ない部屋に、外交官のオスマンさんが一人。

マンツーマンか…と、部屋を見渡すとしっかりと監視カメラと盗聴機が設置されていて少し安心した。


os「どしたん？きょろきょろして。
この部屋なんか気になる？」

『あぁいえ。なんだか、質素だなぁって。』

os「まぁ、こんなもんやで。さ、そこ座って。」


真正面にある椅子に促されるまま座る。


os「レグルスくん…でええんかな？」

『はい。』


さて。
我々国は、どんなものかな。

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