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「…あの馬鹿は何やらかしたんだ?」
足を止めず、頭上の鴉に問う
療養している身だから、どうせそこまで大した事ではないだろう…いや、大した事でないであって欲しいと願う
「A、厨ニテ作業スル模様ー!!
ヤバイヨヤバイヨヤバァァァァァァイ!!」
願いは簡単に打ち破れ、サッーと体の体温が下がっていく
此れはマジでヤベェ
そう思った不死川は甘味処に行くのを諦め、すぐさま自邸へと駆け出していった
「クソがっ…!っんでまた、んな事になったんだ!?」
「ワッカンナァァイ!イキナリ張リ切リダシテ厨ニ行ッタァァ!ヤバァァイ!!」
「オメェも見てねぇで止めろやぁ!!
使えねぇ鴉だなっ!!」
「五月蝿ァァイ!ハヨ行ケェェ!
邸ブッ飛ブー!!」
そして冒頭へと戻る
ものの数分で自邸が見えてきて、いつもと変わらず佇んでいるのを確認できた
ホッと安堵し、少し足を緩めた矢先
ドッッッッッッカーーーン!!!
「!!??」
物凄い爆発音と共に自邸のある場所からは黒い煙が天へと昇りはじめていた
そして屋敷からは常駐している世話役達が次々と血相変えて出てくるのを目の当たりにし思った
遅かった
そんな不死川に非難してきた世話役の一人がそれはもう、この世の終わりかの様な表情で駆け寄ってくる
「し、しししし不死川様っ…!!
あの、あのあのっ…ここここれはっ!」
「噛みすぎだぁ…いい。大体の予想はついてる」
「申し訳ございませんっ!!お止めになったのですがっ…」
手を上げ、焦っている世話役を静止し、非難をし後で隠達に後始末をしに来る様申し付けをし自邸の中へと足を踏み入れる
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ちゃちゃ(プロフ) - 凪子さん» 凪子さん!vvコメントありがとうございます!不死川さんに好かれようと悩める可愛い義勇さんが書きたくなり…そう言って頂けてとても嬉しいです!! (2021年3月29日 19時) (レス) id: 20a7076181 (このIDを非表示/違反報告)
凪子(プロフ) - 義勇さん、可愛い(^^) (2021年3月29日 17時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ(プロフ) - 凪子さん» こちはこそ初めまして!嬉しいお言葉ありがとうございます(´▽`)1人でも楽しみにしてくれてる方がいると励みになりますので更新頑張ります! (2021年3月22日 7時) (レス) id: 20a7076181 (このIDを非表示/違反報告)
凪子(プロフ) - 初めまして。楽しく読ませていただきました!これからの展開が楽しみです(^^) (2021年3月21日 22時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃちゃ | 作成日時:2021年3月3日 16時