風ふわり、雪ひらり 第二章 【不死川実弥】

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「えっ、……え、えぇぇぇ！？
不死川さんが…富岡さんをっ！？」


「はい…あのお二人はお互い思い合ってるんです…」







「っんな訳あるかァァ！！このクソボケ馬鹿女がァァ！！」


「「！？」」


何処からともなく出てきた師範にかなり驚く私たち




え




え、え、え…？





師範いつからそこに？



そう言いたかったのが、勢いよく立ち大声で叫んだ事で一気に酔いが周り目の前がグラつき身体が横に傾いていく


「Aちゃんっ危ないっ…！！！」



酔いには勝てず身体の衝撃を覚悟していたのだが、一向にそれが来ない



代わりにガッシリと身体が誰かに支えられているのを感じ私はそこで意識を手放した



「不死川さんっ…(抱き止めてる姿もカッコいいわっ)」


「すまねぇが、この酔っ払い連れて帰るわ」


「は、はいっ！どうぞどうぞ！」


「ってことだァ、先帰る」


「はいよ。飯代は奢ってやるよ。
面白いもん聞かせてもらったからな。
まさか富岡とお前がな…ぷ。」


「ッチ。うるせェな…んな事あってたまるか」





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