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「先の十二鬼月との戦いでの事だけど…
おそらく、君を殺させないよう、彼が君を守ったのだと思うよ」
「…彼とは…」
ドクンドクンと心臓の鼓動が速くなるのを感じたA
本当はわかっていた、産屋敷が誰の事を話しているのか
そして、いつしか二人の纏っている空気はピリつきのあるものへと変化していた
「鬼舞辻無惨だよ」
鬼舞辻無惨
この世に蔓延る鬼の始祖
そしてAのかけがえのないものを奪っていった張本人
鬼舞辻はあの夜も自分だけを生かした
何故自分を鬼にしようともしない、殺そうともしないのか
それは薄々わかっていた
「…鬼舞辻が私を生かすのは
私に中に流れるこの“血脈”のせいですよね」
「そうだね…
君はあの“白雪”一族の血を引くものだから」
.
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ちゃちゃ(プロフ) - 凪子さん» 凪子さん!vvコメントありがとうございます!不死川さんに好かれようと悩める可愛い義勇さんが書きたくなり…そう言って頂けてとても嬉しいです!! (2021年3月29日 19時) (レス) id: 20a7076181 (このIDを非表示/違反報告)
凪子(プロフ) - 義勇さん、可愛い(^^) (2021年3月29日 17時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ(プロフ) - 凪子さん» こちはこそ初めまして!嬉しいお言葉ありがとうございます(´▽`)1人でも楽しみにしてくれてる方がいると励みになりますので更新頑張ります! (2021年3月22日 7時) (レス) id: 20a7076181 (このIDを非表示/違反報告)
凪子(プロフ) - 初めまして。楽しく読ませていただきました!これからの展開が楽しみです(^^) (2021年3月21日 22時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃちゃ | 作成日時:2021年3月3日 16時