～シアワセノウタ～(wrwrd) (ページ40)

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第三十七話ページ40

in.マイルーム

…なぜ疑われて当たり前なのに、ゾムは私を疑っていないか聞く？
当たり前のことを聞く必要が、なぜある？
金髪が殺気を出すのは分かる、けど。
なぜゾムが殺気を出す？
意味もないのに、なぜ？

人間って…難しいなぁ…
なんで、ここまでに人を守ろうとするのか…

意味が分からない…
…日記でもつけるか

んー、書き終わったし、何するかな…
このあと預けにいかないといけないし…
早くしてもらうか。

in.総統室

コンコンコン
『ハナニラ。入ってもいい？』
gr「いいぞ。」
『グルッペン、二人を預けに行くのは三時だったが、もうやることがないし、今から行かせてもらってもいいか？』
gr「うむ…いいぞ、今から行くか。」
よし、大丈夫だ。
gr「それじゃあ行くぞ。」
私は後ろをついていく。

in.仮の家

『…ここか？』
gr「ここだぞ。」
なんか古いなぁ…ま、いいか。
と、なるはずがないよなぁ？
『…ここは、誰の家だ？』
gr「おぉ、よく気づいたな！ここはただの空き家だ。本当はこっちだ、着いてこい。」
やっぱな…
gr(ほう…これに気づくとは…外交に行っても良さそうだ。)

in.本当の仮の家

『…ここだな？』
gr「ここだぞ！これは嘘ではないぞ。」
『そうか…』
コンコンコン
「はい…って、ハナニラ！？なんでここに…っ
！グルッペン、様…」
gr「ハナニラがお前に用があるようだ。」
行くか…

『お母さん、何日かぶり。』
「そうね…何日がぶりね。ハナニラ。で、用って？」
『…私、なんかこの子達拾ったけどどうするかな…って。それでお母さんに預かってもらおう！と。』
「えぇ…」
そりゃそうなるよな…

「まあ、いいわ！それで、その子達は？」
『この子だよ。』

sa「…！だ、れ？」
ra「…」
「こんにちは、ハナニラの母のユリよ。よろしくね。」
ra「…」
そりゃあ信じないよなぁ…
『それじゃ、二人は任せたよ！また、会おうね、二人とも！』
sa「…！うん！」
これが、最後になるのかな…

『グルッペン。戻ったよ。』
gr「早かったな。それと、お知らせがある。」
『お知らせ？なんだ？』
gr「ハナニラ、お前は次の外交に行ってもらう。」
…は？