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第二十三話 ページ26

はあ。また言ってしまった。
特に知らないくせに、本当は仲良くなりたいくせに。
嫌いって言ってしまった。

tn「何言っとんの?何も知らんくせに嫌い嫌い言うなや!ダリアにそんなこと言うな。」
ht「…早くナイフを戻せ。…ダリア大丈夫?怪我はない?」

…明らかに対応の差が違うなぁ。
みんなも否定くらいしろよなぁ。

嫌いって言ってしまうのが、癖なんだよなぁ…
『ごめん…(ボソッ)』
静かに呟く。
小さな声で呟いた為、聞こえないはず、だったが。
ゾムには聞こえてるようだった。

zm「大丈夫やで。気にしちゃ負けや。」
ゾムは優しく答えてくれた。
これが、幸せなのかな?


シア…ワセ?

私が何をすればシアワセになる?
どうすれば、何が、私のシアワセ?ねえ、ハナニラ2。

『っ"っ"!』
頭が痛い。何も考えれない。
今は考えるのだ。私の頭。
働け。働け。

zm「ハナニラ!?どうしたん!?…もう時間なんやろ?はよ食べようや。」
ゾムは心配してくれた。
ゾムはなんて優しいんだろう。

zm「俺は外行ってくるわ。ハナニラ、いくで。」
私はゾムに連れられ外へと向かう。

その時私の後ろから一つの視線が感じられた。

悔しさ。怒り。殺意。

この三つが感じられる。
きっとこれは、ダリア?からの視線だろう。

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作者名:花風雪 | 作成日時:2019年11月16日 16時

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