～シアワセノウタ～(wrwrd) (ページ12)

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第十話ページ12

私は街の方へ行った。

そこにはいろんなものがあった。
武器や食べ物やいろいろあった。

私は武器屋へ向かった。

、

、

『こんにちは。中を見せて欲しい。』

「ん？ああ、そんなことかい！さ、入って入って！」
店主は私を優しく迎えてくれた。

「ここやで！…あれ？見たことない顔だな。…誰だい？あんたは。」

そう聞かれた。
『私はハナニラ・A。今日幹部になった。』
私は名前を言った。
するとおじさんは「ああ！あの子か！」と言っていた。
噂されてるのか…？

私は武器を眺めていた。

もしものためにナイフを持っておきたい…
でも高かった。
とても買える値段ではない。

「見てるだけかい？買わんのかね？」

『はい。こんな金はありません。』

「…んじゃこれ5つやる！もちろんタダでや！」
『…は？』
…失礼か？

「どうしたん？持ってかんの？」

と言われた。
『…じゃあもらってきます。』

私はお店を出た。

あそこまでひどいことを私は言ったのに。

この店主は甘すぎる。
見たこともない奴をすぐに信じる。

人間とは思えない性格だ。
なんて。

人間とは思えないことを考えていると、私にも罰が当たったのか。