～シアワセノウタ～(wrwrd) (ページ11)

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第九話ページ11

『で、私の部屋とかあんの？あるんだったら連れてってくれるかな？あるわけないか。』
私みたいな部外者にくれる部屋などないか。

gr「お前の部屋ならあるゾ。ついて来い。」

こいつは私を信用しているのか？
私は信用していないが。

そう思いながらもグルッペンとかいう奴について行く。

gr「ここがお前の部屋だ。自由に使うがいい。」
私は部屋の中を見た。

…

、

は？
何この女子力超ありすぎみたいな部屋は。

『これは誰がデザインしたんです？』
いやマジで。
私ピンク大っ嫌い。
人形もいらないし。

絶対女を可愛い物好き認定してるじゃん。

gr「？さっき食堂に青い奴がいただろう？そいつがデザインしたそうだが？気に入らないか？」

『はい。全く気に入りません。ピンクも嫌い。人形もいらない。人形なんてただただ邪魔なだけ。デザインを変えてくれる？』

gr「そうか？じゃあ、どんな部屋がいいんだ？今すぐに変えることもできるゾ？」
『ならば変えます。全体的に白く、無駄なものはおかずに、必要なものだけ置いて。』

そう言うと、グルッペンは、分かったと言った。
『お前の名前はグルッペンか？』

gr「…そうだが？聞いてなかったのか？」

『おぼえてなかっただけ。それじゃ、外に出てくるから。』
私は外へ行く。