元軍人買ったのでオカンになろうと思う。【d】

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『っはは！そのまま俺の首を切ってよ！なぁ！そうすれば俺は消えるだろ！？そのまま横にずらせよ！なぁ！さっさと切れよ！』
？「いいよ、切ってあげる。大人しくしてよ。」
『ありがとさん！じゃあよろしくな！』
ci「っ、レイス！！」

カキンッ

『…は？』
？「…大ちゃん、なんで刀を弾き飛ばしたの？」
ut「俺は、レイスさん側に着くで。」
ci「…じゃあ俺も。」
？「っ、なんで、二人とも！」

『…アハハ…さっき、僕は何言ってたんだろ…。そのせいで仲間同士で争いが起こったからね…もういいよ、僕の仲間なんてしなくていいよ。僕は一人でいるべき存在だからね。一人で全てをやらないといけないからね。』
ci「っ、そんな、こと！」

いつも、お父様はそう言ってたよね。
「全部一人でやれ。すぐにだ。」って。
心配なんてしてくれない、それが当たり前なんでしょ？
お父様は正しいことしか言ってなかったでしょ？
だから、二人はおかしいんでしょ？

じゃあ、なんで僕は信用したの…？

『…もう、訳が分からない…誰が正しく、誰が間違ってるの？誰の判断が正しいの？誰の言うことが正しいの？誰を信じればいいの？』
ci「っ…」
？「…」

『もう…誰も信じれないや。』
？「…」

ut「…レイスさん、本当に正しいのは、自分が正しいと思うことやで。強盗は悪いこと。そう思うなら、それが正しいんや。…誰を信じるのかも自分次第なんや。」
『っ…』

鬱さんの言葉は、私の心に響いた。
…きっと正しいのは、鬱さんだろう。
だって、僕はこの言葉が正しいと思うから。

ut「…なぁ、レイスさん。俺らを、信用してくれん？」
『っ…僕、は…』

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