元軍人買ったので、大切な人を救おうと思う。【d】 (ページ21)

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mr「グルッペンさんなら…はい、これ」

メルさんは僕に封筒のようなものを渡す

「これは…？」
ut「それはな、グルちゃんが渡せーって言ってたやつ。中身は知らんけどな～！」
「えぇ…」

中身は教えてないのか…
そんなことを考えながら、封筒を開ける

その中には、一枚の紙のようなものが入っていた

kn「なんやそれ？」
ci「紙…ですよね？」
「何かが書いてあるんだろうねぇ…」

僕は折りたたまれた紙を開く
そこに書かれていた文を読み上げる

「『いつもの時間に約束の地へ』…か…」
kr「いつもの時間？どういうこと？」
mr「約束の地ってのも…」

そういうことか
僕には全て、分かっていた

いつもの時間、というのも、約束の地、というのも

「あ、今何時？」

僕はそう問う

em「えーっと…18時21分ですね」
「…へ？」
em「え、どうしました？」

…早く行かないとやばいやつやん！！！

「もうちょっと早く起こして欲しかった"」
ni「え、あ、すみません…」
「いや兄さんは悪くないよ…」
ni「え、いや」

「とりあえず！僕は行くから！！」
mr「ちょっ！依頼来てるんだけど！？もう終わったの！？」
「やっといて！！！」
mr「無理なんだけど…」
ut「なんか急いどるししょうがない…んかな？」
shp「いや普通するのが当たり前っすよ」
ut「だよね～…」

普通なんて僕にはいらないんだよ！！！

「行ってくる！！」

僕は大声でそういい、窓から飛び降りた
…ちなみに僕の部屋は2階だよ