Snow Manの妹分がリアル妹な件

俺の知らんところで ページ4

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Aは目に入れても可愛くないくらい可愛い妹だ。
誰に見せても自慢できる子。ほんまに可愛い。そして優しい！
幼い時から一緒にいて、関西で頑張ってきた。女の子一人という心細さと心無い声にも負けずにここまでやってきた。

滝沢くんからSnow Manに加入しないかという話を頂いた時に、一番に思い浮かんだのはAの顔やった。俺一人で東京に行くのは楽しみでもあるけど、不安も大きかったし、Aと離れるのがほんまに無理やと思った。

無理を承知でAの話をしたら、新しい風を吹かせるためにそれも考えてると言ってくれてゴリ押しした。俺の勢いに圧倒されたのかOKしてくれて飛んで喜んだ。
そんなに言うなら妹はお前が守れと言われて、より一層の気合いが入った。

Aの為ならなんでも出来る。慣れない手続き関係や学校のことも全部俺一人でなんとかやってみた。
そしていざ東京での二人暮らし。メンバーとの対面。まずは俺だけで行って、後日にAを紹介した。

向｢妹のAです！｣
｢向井Aです……よろしくお願いします｣
向｢えっと、人見知りではないんです！めっちゃ明るい子なんですけどちょっと緊張してて、な！｣
深｢いやめちゃくちゃビビってるよ｣
向｢そんなことないっす！｣

いや、そんなことある。Aはめちゃくちゃ人見知り。慣れたら早いんやけど、それまでが難しい。実を言うとまだメンバーとはどういう風に接したらいいか俺も手探りやから結構焦っていた。

とりあえず自己紹介を終えて様子見することにして数週間後、撮影にAを見学がてら連れて行った。

向｢おはようございます！｣
深｢あ、Aちゃんじゃん｣
｢ふっかさん｣
向｢えっ｣

まさかのあだ名で呼んでる！？

岩｢学校終わり？お疲れ様｣
｢照くんもお疲れ様です！｣

ひ、照くん？

佐｢Aちゃん！最新話見た？｣
｢さっくん〜！見たで！めっちゃよかった！｣

タメ口！？

渡｢あ、Aこれあげるわ｣
｢しょっぴー優し！ありがとう！｣

しょっぴー！？

阿｢Aちゃんそろそろテストじゃない？大丈夫？｣
｢先生！勉強教えて〜｣

先生！？家庭教師か！？

目｢Aちゃんとラウール学校一緒なんだっけ｣
ラ｢うん。Aちゃん友達いないから休み時間行ってあげてるの｣
｢言わないでよ｣

学校一緒なん！？先輩後輩！？

宮｢Aちゃん｣
｢は、はい……｣

舘様にだけよそよそしい！なんで！？

俺が知らんとこで皆と仲良くなってる！？

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