新生活の始まり ページ3
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｢えぇ！？転校！？なんで！？｣
｢俺が東京行くから！Snow Manに加入せえへんかって言うてくれてんねん。あ、Aはソロやで？｣
｢なんで私もなん？意味わからんよ｣
｢俺が寂しいからに決まってるやろ！｣
｢知らんわそんなん！｣
学校から帰ってきてお兄ちゃんから聞かされた急な転校話。関西ジャニーズJr.として頑張っている姿を見ていたから、東京で別のグループに加入するという話はびっくりしたけど嬉しくもあった。
｢Aも東京で頑張ろうや。滝沢くんが言うてくれてんねん。Aも頑張らへんかって。名前を広めるチャンスやん｣
｢でもまだ関西で経験積みたいし…｣
｢ううん、なんも心配せんでええ。お兄ちゃんが一緒やから心配ない！｣
｢そのお兄ちゃんが一番の心配やねん！｣
｢つべこべ言うててもしゃーないし、準備すんで！年明けからは東京で頑張るぞー！｣
｢年明け！？｣
完全にお兄ちゃんのペースに巻き込まれたまま、私の東京行きも決まってしまった。両親は｢お兄ちゃんに任せときなさい｣と言うだけだった。確かにお兄ちゃんは心強い存在ではある。だけどあまりにも急過ぎる。
｢お兄ちゃん！｣
｢ん？なに？｣
｢あの、ほんまに大丈夫なんやろか。関西でみんな頑張ってるし｣
｢でも東京で頑張ってそれ目指してもらうんも俺らの役目やと思わへん？な？こうちゃんと一緒に行こう？ずっと一緒やからなんも心配いらんし｣
そう言って頭をぽんぽんと撫でてくれた。いつも、なんだかんだこの手に支えてきてもらった。お兄ちゃんを信じてみよう、私らなら出来る。確かなものは得られてないけど、なるようにしかならない。
｢一緒にいてくれる？｣
｢当たり前や。誰やおもてんの、Aのお兄ちゃんやで！｣
｢じゃあ、頑張る。滝沢くんに言う｣
｢よっしゃー！｣
楽しそうに荷造りをしてるのを見て、私も頑張って終わらせた。関西にいる友達に転校することを話したら悲しんでくれて、私は恵まれてるんやなって改めて感じることが出来た。みんな応援してくれて、少しだけ自信がついた。
そして上京の日。
｢いや、なんで！？なんでお兄ちゃんと一緒に暮らすん！？｣
｢一緒に決まってるやん！一人暮らしなんて危ないやろ！｣
｢いやいや、もう高校生やし大丈夫やもん｣
｢大丈夫ちゃう、ほら入った入った｣
｢あーもう！｣
やっぱり先が思いやられる。兄との同居生活が始まってしまった。
｢しかもベッドでか！？｣
｢キングサイズにしてみました！｣
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あゆみ - キュンキュンします お互い好きなのに言えないところが好きです続き楽しみです (2023年4月27日 22時) (
レス) id: a90dc391b0 (このIDを非表示/違反報告)
p@n@(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます(^-^)！！ (2023年4月24日 19時) (レス) id: 82332159e0 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - Snow Manとジャニーズ全グループ大好きですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (2023年4月24日 10時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：p@n@
| 作成日時：2023年4月23日 22時
