限界OLの私がラウールくんに懐かれた。

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ラウールside









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「 ね〜しょっぴー

お姉さん、Aさんって言うんだって 」

「 フーン 」

「 っぽいよね、名前 」

「 まあ、そうかもな 」

「 Aさん、俺が話しかけたら泣いちゃって 」

「 え！？ 」








携帯を見てた翔太くんが振り向いた。

なんだ、自分もAさんに興味あるんじゃん







「 何？泣かせたの？ 」

って、問い詰めてくる翔太くん。


人聞きの悪いなぁ...










「 なんか、仕事とかプライベートとか大変みたい

俺が頑張ってるね。って言ったら泣きそうになってた 」


「 お前、何ドラマみたいな展開してんの。」


「 Aさん彼氏と同棲してたけどフラれたんだって〜 」

「 そっか、...つか俺の話聞いてる？ 」









「 なんかさ、そしたら居ても立っても居られなくなって

俺が誘ったんだよね。ちょっと話そって 」

「 ... 」


俺の言葉に、翔太君は黙っちゃった。

そんなに変なこと言ったかな？









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「 お前それさ、気になっちゃってんじゃないの 」

「 え？ 」

「 仕事の時とかもあの人のこと考えたりしてない？ 」

「 いつ会えるかな〜とか、考えてるかも 」









そう言えば、翔太くんは真面目な顔して

ペットボトルの水を飲めば、また携帯を触り出した。


勢い的にライン打ってるな







「 しょっぴー！何！？ 」

「 ちょ、お前くんな 」

「 あっ！なんかめめにラインしてるー！！ 」

「 見んなって！！ 」










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