限界OLの私がラウールくんに懐かれた。

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『 あの、スミマセン。私が勝手に... 』

「 別に怒ってないって 、守ってくれてたんでしょ？ 」








そう、前よりも少し物腰柔らかくなっている

彼の言葉にホッとした。











「 ねぇ、Aさん守るって何？ 」

「 おまっ名前まで... 」

『 守るってゆーかこっちが助けられちゃいましたけど。』




翔太さん、にそう返事をして

あたまにハテナを浮かべてる長身くんには

んー内緒、と返す。




そうするとちょっと不貞腐れたような顔をしてた。

かわいいな













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「 つか、こんなとこで話してたら危ないから。

もしコイツと話すなら俺の家使っていいから、

一応...その、女の子、でしょ 」





最後の方、照れたように

ごにょごにょ言ってる翔太さんが面白くて

笑ってしまうと黙られた。



やばい、機嫌悪くしたかな








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『 お気遣い、ありがとうございます 』

「 お礼なんていいよ 」

「 んでお前が答えてんだよっ！ 」

「 まーまーいいじゃんっ 」





翔太さん、の肩をポンポンたたいて宥める様子は

まるで兄弟みたいだ。


...兄弟なのかな？ でも兄弟で名前呼びとかしないか










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『 じゃあ、私はこれで。』

「 ん 」

「 おやすみAさん 」

『 うん！おやすみ〜 』










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( お前、教えたの？ )

( んーん、お姉さんの名前聞いただけ 。

てかしょっぴー抜け駆けしようとしたでしょ！ )

( は？ )

( お姉さんに話しかけたって！聞いたよ！ )

( いや、それはどんな人か知るために... )

( 可愛いって思った？ )

( ... )

( うわ、絶対思ってる )

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