限界OLの私がラウールくんに懐かれた。

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マンションのロビーで、座るのかと思いきや

長身君は７階までエレベーターを登って

何故か７階の階段で座り込んで話すことになった。



なんでここ？、という言葉はのみこむ。













「 お姉さん、一人でここ住んでんの？ 」

『 あ、えー... まぁ うん 』

「 やべ、俺また地雷踏んじゃった...？」








さっきのことを地雷かと思ってたのか、

苦笑いする長身君に、思わず笑えてきた。









『 ただ同棲してたけどフラれただけだよ。』

「 思いっきし、地雷じゃん 」

『 はは(笑)そうかもね 』





長身くんが買ってくれたカルピスを飲んだ。

うー、甘くて冷たくて美味しい。





長身くんも顔を逸らしながらコーラを飲んでるけど

今までで1番その隠れている顔が見えていて










『 なんか、めっちゃ美形だね。モデルとかやってる？ 』

「 ぶっ 」



私の言葉に、げほげほっと咽せ出した。

え、やばい 当てちゃった？









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「 けほっ、けほっ 」

『 ごめんごめん、大丈夫？ 』

「 うん、大丈夫だからっ 」




長身くんは顔を腕で隠すようにした。


今度は私が地雷を踏んじゃったんだろうか、

とりあえずこの話は

踏み込まない方がいいかと話を変える。













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