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「 カルピ ー ン 」
家から出てすぐ 、そう声をかけると
にゃら ー と 聞き慣れた鳴き声がして 。
明らかに 隣の家からする ソレ 。
「 どうすっかな … 」
インターホンを鳴らすのも面倒くさくて 、
俺はそのまま 隣の家の庭に 入り込んだ 。
「 カルピン ? 」
「 にゃらあ 」
その声 が 大きくなったと 思えば 、
隣の家 の 縁側 に 丸まっている カルピン 。
… いた 。
そして 、カルピン を 包み込むように
体を 縮こませて 寝ている 女の子がいた 。
「 … なついてる 、」
気持ちよさそうに 熟睡 する
彼女 に 擦寄る カルピン に 少し驚いて 、
俺は 縁側へと 近づいた 。
「 カルピン おいで 」
「 にゃら ー ! 」
すばしっこく 、飛び上がって
いつものように 俺の胸元 に飛び込んできた カルピン 。
『 ん …… 』
やべ 、
それに 気づいた こいつ が
目を覚まして 寝ぼけ眼で こちらを見た 。
『 ん 、その仔 …… キミ の 猫だったの ? 』
「 ああ 。」
『 そっか 、よかった 。』
飼い主 いたんだね 、
そう ふんわり と 笑う 姿 に なんだか 面食らってしまう 。
… つか 勝手に 人ん家 入ってんのに
そこは スルー なの … ?
…… 変な人 。
「 じゃ 、どうも 」
『 またね ! … えと 越前くん 』
「 名前 、」
『 んふふ お隣さんでしょ ?
猫ちゃん も ばいばい 』
「 にゃらあ 」
そう言って また 柔らかく 笑う
この人 に 俺の 心は 少しだけ むず痒く なった気がした 。
やっぱり 、変な人 。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2023年3月15日 22時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しお | 作成日時:2022年12月8日 13時