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１５ 〜A.M ページ15
Aちゃんと約束した時間までブラブラして、それから昨日の公園に向かう。そこが待ち合わせの場所。
昨日と同じベンチに座って待ってると、彼女が走ってくるのが見えた。
「すみません、遅くなって」って謝る彼女に「俺が早すぎただけだよ」って笑う。
とりあえず彼女にも座るように促して、ここに来る前にバイト先に寄って作ってきた『Aブレンド』を渡した。
何をするわけでもなく、ただボーッと座ってコーヒーを飲んで。そんな時間をしばらく過ごした。
「ねぇ、Aちゃん。お願いがあるんだけど、聞いてくれる？」
「え？ お願いですか？」
「うん。あのね、俺の実験に付き合ってくんない？」
「へ？」
キョトンって、意味が分かんないって顔したAちゃん。そりゃそーだよね、意味分かんないよね。
でも、これが俺が考えて出した答え。
「Aちゃんさ、学生時代の友達は一生モノみたいな事、聞いたことない？」
「……」
今の彼女には酷な切り出し方になってしまったかなって、黙りこんで俯いた彼女を見て申し訳なくなる。
でも、俺が言いたいのは学校で友達見つけろとか、そんな事じゃない。
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かなと - 実在する方、キャラなどのお名前を借りている作品なら二次創作になりますのでオリジナルフラグをお外し下さい違反になります (2019年3月29日 19時) (
レス) id: 911bae9713 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なる | 作成日時：2019年3月29日 18時
