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その後ソラとチャニョルからも無事合格したと連絡があった。
チャニョルは文系の4大で、私の大学からも割と近くだ。ベクが大好きだからベクといつでも会える距離に引っ越すらしいので、きっと今後も会うことがありそう。
ソラは頭がいいからベクと同じ大学に合格した。一緒に受けていた私の大学も受かったが、ベクの大学の方を選ぶらしい。
隣の大学だから寂しくないし、おそらく近くに住むと思うから嬉しかった。
みんなに大学に入ってからも会えると思うと安心だ。
とともに。頭の中に一つの疑問が浮かんだ。
「あれ、ベクってどこに住むんだろ…」
考えてみたら、そういう話をしたことがなかった。
さすがにあの家から通うには遠すぎるから引っ越すだろうけど、学校の近くだとしたらこの辺だし。
またご近所さんになるのかな。
それともチャニョルと一緒に住むのかも。チャニョルの大学はここから少し離れた学校だけど、通えない距離でもないしありえなくはない。
そんな風に頭の中に広がる期待を否定するべく色々と考えてみたけどダメだった。
こういう予感って当たるものだから。
「ピンポーン」
まだダンボールだらけの新居に響き渡る無機質な呼び出し音。
親に絶対インターホンの付きの部屋にしろって言われてたからそうしたのに、今鳴ったのはインターホンではなく部屋についてるベルの方だ。
さっそく役に立ってないじゃないか。
恐る恐るドアの覗き穴から見てみれば、そこに見えるのはグレーの頭。
半月くらい前にお母さんが、
「Aのマンションまだ空き部屋あったよね〜？」
って聞いてきたこと。少し疑問に思ってたけど考えてみたらわかることだった。
さっき別れ際にベクがニヤニヤしてたのも頷ける。
『こんにちは〜この度こちらに引っ越してきたビョン ベッキョンと申します』
なんて、楽しそうに白々しく挨拶してくるベクを手放しで喜べないのは、胸の中で複雑な感情が渦巻いているからだ。
本当は嬉しいはずなのに。
『あれ…知ってた感じ？Aの母さんに秘密ねって言っといたのに…』
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りん(プロフ) - はじめまして(^^)現在のEXOは、色気満載です。よろしくお願いします。でもベクちゃんは、こいぬですよ笑笑 (2019年10月30日 23時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
ちなみ(プロフ) - はじめまして、以前よりキュンキュンしながら読ませていただいてました！！こんな素敵なお話を書いてくださって、ありがとうございます！！ (2018年6月13日 22時) (レス) id: 74dfa18f8d (このIDを非表示/違反報告)
BIGBET - 続き楽しみです！〜☆ (2018年5月20日 7時) (レス) id: a849ee49f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみ
| 作成日時：2018年5月10日 20時
