349:親近感-YS side ページ34
───…‥
ｳﾆｮｸ「ﾋｮﾝってさ」
ｲｪｿﾝ「ん？」
ｳﾆｮｸ「Aのことは…嫌いじゃないんだね」
窓の外をぼんやり眺めながら
自ら”そのこと”に触れて来たことに驚く
返答に困っていると
”気遣わなくていいよ”と言って笑った。
話題にしたことも、
耳を傾けたこともほとんどない
ﾐﾖﾝという子が嫌いなことは
好きで好きでたまらなかったはずの
ｳﾆｮｸが一番感じていたのかもしれない
ｲｪｿﾝ「…これは、ｳﾆｮｸに言うことじゃないのかもしれないけど」
ｳﾆｮｸ「何？」
ｲｪｿﾝ「あの子……は、ﾐﾖﾝって子は」
ｷｭﾋｮﾝの誕生日会の前夜
偶然、見かけた出来事を思い出す
雪が降り出す街の中で
大粒の涙を流しながら走り去る彼女と
それを追い掛ける、見知らぬ男
あれは、あの二人の雰囲気は
間違いなく恋人関係の男女にしか見えなかった。
ｳﾆｮｸ「ｲｪｿﾝﾋｮﾝ、何？」
ｲｪｿﾝ「その…ううん。あの子より、Aの方が…親近感があるよなぁって」
ｳﾆｮｸ「何それ？溜めておいて、言いたかったの結局それ？(笑)」
好きな人に会いに行くことに
心を躍らせ車を走らせるｳﾆｮｸは無邪気で
”あの女には他に男がいる”
なんて動揺を与え兼ねないことを
教えてはいけないと口を閉じる
もう二度と会うこともないくらい
関係を絶つことを願うのに
それをどう行動にしていいかわからない。
ｳﾆｮｸ「Aは良い子だよ、すごく。どうしてか…気になるっていうか」
ｲｪｿﾝ「そっか」
ｳﾆｮｸ「ﾚﾅも、あぁ見えてめちゃくちゃいいやつ」
ｲｪｿﾝ「あぁ見えて？」
ｳﾆｮｸ「賑やかだし、少しお節介だから(笑)」
───…‥
ﾚﾅ「…これ、どう思います？どう見えます？」
噂の賑やかな彼女は、
ｳﾆｮｸたちが出掛けるのを見送ると
まず第一声が”ﾃﾚﾋﾞ繋げられますか”だった
尋ねた割りに自分で速やかにｾｯﾃｨﾝｸﾞすると
鞄の中から大事そうにDVDを取り出し
再生させて鼻息を荒くする。
ﾚﾅ「ﾃﾚﾋﾞの企画なのに…こんなに喜んじゃって…」
ｲｪｿﾝ「見ない方がいいと思うけど^^;」
ﾚﾅ「これでも最後まで見ようか一ヶ月悩み続けたんです。ねぇ、どう思います？」
画面の中に並んで映るｿﾝﾐﾝ、ｳﾆｮｸ、ﾄﾞﾝﾍ、ｷｭﾋｮﾝ
”合ｺﾝ”に浮かれる4人に
彼女の気が沈んでいくのを見守った。
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とまと(プロフ) - はるなさん» ありがとうございます(^.^)♪まだ次の章へと続いていきますので、キュンキュンなままかはわかりませんが楽しんで下さると嬉しいです！ (2014年8月19日 0時) (
レス) id: 4f0dfed52e (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - とってもキュンキュンさせてもらってます！もうこの物語が大好きです；； これからも楽しみにしてます！ (2014年8月16日 18時) (レス) id: 74df575286 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - りえさん» ありがとうございます^o^邪魔があるからウズウズ楽しい、っていうのもあるんですけどねｐｑぎゅはどう思ってるんでしょうね…(´･_･`) (2014年5月27日 23時) (レス) id: 4f0dfed52e (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - えしかさん» ありがとうございます^^この「早くくっついて！」ていう感じ…私も楽しいです。笑 コメントでやる気出る単純な人間なので、お陰様でがんばれてます♪またのぞいて下さい(･o･)♪ (2014年5月27日 23時) (レス) id: 4f0dfed52e (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん！ありがとうございます(*^^*)そんなそんな…私こそいつも星猫さんの言葉でがんばれてましたよヽ(；▽；)ノまだ道のりは長いので、ついてきて下さいね♪ (2014年5月27日 23時) (レス) id: 4f0dfed52e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とまと
| 作者ホームページ：http://twitter.com/Its_U_hyuk
作成日時：2013年7月16日 11時
