346:怒ってない ページ31
会えて嬉しいだとか
一緒に居られて嬉しいってことを
伝えられて、照れて、また手を繋いでいる
いつからこんな風になったんだろうと
思い出すのが少し怖いくらい
手の感触とその温かさにﾄﾞｷﾄﾞｷする
ｳﾆｮｸ「そういえば、ﾊﾝﾊﾞｰｸﾞはいつ作ってくれるの？」
「あぁー…」
ｳﾆｮｸ「引越し、落ち着いてからでもいいけど」
忘れていたわけではないけど
今、この空気感の関係で
部屋に二人きりになることを考えたら
まともに会話ができるのかとか
想いを口にしてしまわないか、だとか
色んな感情が頭を埋め尽くす。
そんな私とは対照的に
ｳﾆｮｸは手をぶんぶんと振り回している。
ｳﾆｮｸ「僕が書いたﾒﾓ…捨てずにしまってあったよね？Aが忘れてないのはわかってるんだよ」
「え？」
ｳﾆｮｸ「”ﾊﾝﾊﾞｰｸﾞ作って”ってやつ」
「みっ、見たんですか？！」
引き出しにしまって
ﾚﾅにさえ隠していたﾒﾓをまさか
貰った本人に見られていただなんて…
いかにも”大事に取ってある”ように
一番奥に入れたはずなのに？
ｳﾆｮｸ「顔赤い(笑)」
そういうと彼の手が頬まで
あと数cmまでのところまで近付いて
驚いて顔を逸らした
「な、何で見たんですか！ｳﾆｮｸさんの変態！」
ｳﾆｮｸ「変態？！そんな単語も知ってるんだ、勉強してるね(笑)」
「話を変えないでくれます？」
ｳﾆｮｸ「もー、ごめんごめん」
信じられない
恥ずかしくて隠れたいくらいなのに
手なんて繋いで並んでいる
信号が変わると、それを離して歩き出す
もちろん後ろから彼が追って来る。
ｳﾆｮｸ「ほら、好きなお菓子買ってあげるから機嫌直して」
「別に…いりません(-_-)」
照れを隠したいがために
ぶっきらぼうな態度になってしまう
こんなﾑｽｯとした顔じゃﾀﾞﾒなのに
接し方を模索している。
ｳﾆｮｸ「怒った顔も、かわいいよ」
その声に驚いて振り返ると
買い物ｶｺﾞを持ったｳﾆｮｸと目が合う
「飲み物、お茶に…しますね」
ｳﾆｮｸ「うん^^」
棚に右手を伸ばすと
それより先に彼の右手が伸びてきて
真後ろを、彼に覆われるようになって
体の近さとふわっと感じた香りに
じっとしているのが精一杯。
ｳﾆｮｸ「何？まだ怒ってんの？」
「お、怒ってない…です」
ｳﾆｮｸ「本当に？」
「怒ってないです」
ｳﾆｮｸ「ちょっとは、笑ってくれなきゃ…ﾁｭｰするよ」
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とまと(プロフ) - はるなさん» ありがとうございます(^.^)♪まだ次の章へと続いていきますので、キュンキュンなままかはわかりませんが楽しんで下さると嬉しいです！ (2014年8月19日 0時) (
レス) id: 4f0dfed52e (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - とってもキュンキュンさせてもらってます！もうこの物語が大好きです；； これからも楽しみにしてます！ (2014年8月16日 18時) (レス) id: 74df575286 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - りえさん» ありがとうございます^o^邪魔があるからウズウズ楽しい、っていうのもあるんですけどねｐｑぎゅはどう思ってるんでしょうね…(´･_･`) (2014年5月27日 23時) (レス) id: 4f0dfed52e (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - えしかさん» ありがとうございます^^この「早くくっついて！」ていう感じ…私も楽しいです。笑 コメントでやる気出る単純な人間なので、お陰様でがんばれてます♪またのぞいて下さい(･o･)♪ (2014年5月27日 23時) (レス) id: 4f0dfed52e (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん！ありがとうございます(*^^*)そんなそんな…私こそいつも星猫さんの言葉でがんばれてましたよヽ(；▽；)ノまだ道のりは長いので、ついてきて下さいね♪ (2014年5月27日 23時) (レス) id: 4f0dfed52e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とまと
| 作者ホームページ：http://twitter.com/Its_U_hyuk
作成日時：2013年7月16日 11時
