142:家の鍵-EH side ページ7
ﾘｮｳｸ「ﾋｮﾝ、ちょっと頼みがあるんだけど」
"これ"と言って差し出された鍵に
特に見覚えもなかった
なぜかﾘｮｳｸは妙な程にっこりと笑う
ｳﾆｮｸ「何これ？」
ﾘｮｳｸ「Aんちの鍵ー。ﾋｮﾝ持ってってあげて^^」
ｳﾆｮｸ「"Aんちの鍵"？！」
僕か聞き返して
それ了解する隙もなく彼は立ち去った
どうして鍵なんてあるんだ
何でﾘｮｳｸが持ってるんだろう？
…もしかして、
家を行き来するような関係？
その小さな鍵をじっと見ていると
ｷｭﾋｮﾝ「そんなに見てたら穴が開くよ」
って呆れながら僕を笑う声がする
ｳﾆｮｸ「いや、持ってってあげるって一体っ…」
ｷｭﾋｮﾝ「Aの家でしょうね」
当然のように言われたものの
僕にはそれが気まずく、避けたいことだった
ｿﾝﾐﾝの誕生日祝いで
ゆっくり食事をした後に仲直りするという
僕の計画は一瞬で消えたと思った
ｳﾆｮｸ「家に…持っていくのか」
頼んだにも関わらず
あまりに説明不足な様子と
さっきの妙な笑みは一体なんなんだろう。
.
.
.
外を歩いていると
凍りつくような寒さが体を攻撃する
吐く息もその度に白さを増すようだった
ｽﾄｰﾙのないままで
Aは寒がっているかな？
ﾚﾅに買うよう言われたものの
どんなものがいいか、まだ僕は迷っていた。
ﾏﾝｼｮﾝが見えて来た頃
同時に買い物袋を持った彼女も
目に入ってくる
どうやって会おう？
後ろから大きな声を出して
驚かる？とか気まずくない方法を考える
すると彼女はすれ違う人とぶつかった
何の気なしに観察していると
彼女が相手の顔を見て、
買い物袋を落とすのが目に映った
この間の…ｻﾗﾘｰﾏﾝだ
遠くからでもわかった驚く彼女を
今、助けられるのは
僕しかいないんだと思うと体が勝手に動いた
.
「おじさん、女の子怖がらせるのやめなよ」
男は僕を見て怪訝な顔をする
帽子は被っているけど、もしかしたら
僕を知っているかもしれない
「ｳﾆｮｸさん……」
彼女の小さく震えた言葉に
"また男か"と男はその場から去った
やっと安心して
買い物袋を持ち上げ彼女に渡した
ｳﾆｮｸ「うわっ、卵が全部割れてるじゃん！まぁAが無事だったからいっか^^;」
なんて言ってみたけど
久しぶりに会うAに
どんな顔をしたらいいかわからなくて
変な笑い方をしてるって
自分でも気付くくらいだった。
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とまと(プロフ) - イェウクlabさん» コメントありがとうございます♪尊敬だなんてやめてください、ただの"妄想"に過ぎません^^;良ければ続きも読み進めてください♪ (2012年10月21日 22時) (
レス) id: 3e7a94a74f (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 亜衣さん» かわいいだなんてそんな((((；゜Д゜)))私、見ていただいてバレバレかもしれませんが、日本語苦手ですし学もないので、完全に妄想を綴っているだけです、小説とは呼べないと思っています。こちらこそ、ありがとうございます(;o;) (2012年10月14日 0時) (レス) id: 3e7a94a74f (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - miwasanさん» はじめまして♪ありがとうございます(*^^*)私も甘甘の方がみなさん好きかなと思いつつ…実際はそんな簡単じゃない、という主観でこうなってしまいましたｐｑパート5に進みましたので、続きも見守ってくださいね♪ (2012年10月14日 0時) (レス) id: 3e7a94a74f (このIDを非表示/違反報告)
亜衣 - とまとさまがかわいい！なんか感情の表現が素敵なの。いつもありがとうございます。 (2012年10月13日 20時) (レス) id: 28afe10a0d (このIDを非表示/違反報告)
miwasan(プロフ) - この作品のヒョクが一番すきです 決して甘甘なストーリーじゃないんだけど『早く気づいてwww 』てゆうムズムズがたまらないです(´ω｀)更新のたびにﾃﾝｼｮﾝ上げさせてもらってるので頑張って下さい♪ (2012年10月13日 19時) (レス) id: 980b21fd72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とまと
| 作者ホームページ：http://twitter.com/Its_U_hyuk
作成日時：2012年9月9日 9時
