160:接し方-EH side ページ25
…昨日のあれは何だったんだろう
目が覚めてﾄﾞｷｯとしたあの瞬間の笑顔を
思い出す自分がいる
いや、ただの気まぐれだ
だって僕が好きなのはﾐﾖﾝだし？
久しぶりに彼女が笑うところを見て
ちょっと…ﾄﾞｷｯと？
ぶんぶんと首を振って
携帯を取り出すと
確かめるようにﾐﾖﾝの名前を探す
その名前を見ただけですぐに
顔がﾆﾔけてくる
ほら…やっぱりそうだ
僕が好きなのはﾐﾖﾝ。
他の誰かにﾄﾞｷｯとしても
僕には、ﾐﾖﾝなんだと気が付く。
───…‥
ﾘｮｳｸ「あーA！おはよう^^」
耳がぴくっと反応する
車で移動中にﾘｮｳｸが電話しているのは
どうやらAらしい
別にどうだっていいことだ
…でも、改めて思う
いつから二人はそんなに親しいんだろう？
ｹﾝｶしたときも何でか
ﾘｮｳｸが"電話した"と言って
僕らの状況についてやたらと詳しかった
目を閉じて眠ってるふりをしながら
何気なく、会話に耳を傾ける
"うん、車で移動中だから時間あるよ"
"あんまりないかな。何で？"
"そうなの？"
…主語の見当たらない返答で
全くといって内容がわからない
つまらないというか
別に気にすることなんて、ないけど…
ﾘｮｳｸ「ﾋｮﾝ！Aから電話だよ」
ｳﾆｮｸ「え？…え？！」
突然、ﾘｮｳｸに携帯電話を渡され
思わず戸惑う
「もしもし、ｳﾆｮｸさんですか？」
ｳﾆｮｸ「え？A？？お…おはよう」
「おはようございます」
ｳﾆｮｸ「ｵﾊﾖｳｺﾞｻﾞｲﾏｽ…」
「ｳﾆｮｸさん？どうしました？何か私より韓国語下手ですけど(笑)」」
的確な突っ込みに、何も言えなくなる
ｳﾆｮｸ「…ちょっと寝起きで^^;」
「あ、起こしました？ごめんなさい」
ｳﾆｮｸ「ううん、だ…大丈夫」
正直ちょっとだけ緊張してる
それが自分でもわかる
昨日のことで
彼女への接し方がわからなくなってる。
「別にたいしたことじゃないんです、ﾘｮｳｸさんが勝手にｳﾆｮｸさんに代わっただけで」
ｳﾆｮｸ「僕に用はないの？」
「まぁ…^^;またﾘｮｳｸさんに代わってくれますか？」
ｳﾆｮｸ「…う、うん」
あっけなく終わってしまった会話に
妙な寂しさを感じた
携帯をまたﾘｮｳｸに渡すと
彼女と電話で笑う声が車内に響いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 333人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とまと(プロフ) - イェウクlabさん» コメントありがとうございます♪尊敬だなんてやめてください、ただの"妄想"に過ぎません^^;良ければ続きも読み進めてください♪ (2012年10月21日 22時) (
レス) id: 3e7a94a74f (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 亜衣さん» かわいいだなんてそんな((((；゜Д゜)))私、見ていただいてバレバレかもしれませんが、日本語苦手ですし学もないので、完全に妄想を綴っているだけです、小説とは呼べないと思っています。こちらこそ、ありがとうございます(;o;) (2012年10月14日 0時) (レス) id: 3e7a94a74f (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - miwasanさん» はじめまして♪ありがとうございます(*^^*)私も甘甘の方がみなさん好きかなと思いつつ…実際はそんな簡単じゃない、という主観でこうなってしまいましたｐｑパート5に進みましたので、続きも見守ってくださいね♪ (2012年10月14日 0時) (レス) id: 3e7a94a74f (このIDを非表示/違反報告)
亜衣 - とまとさまがかわいい！なんか感情の表現が素敵なの。いつもありがとうございます。 (2012年10月13日 20時) (レス) id: 28afe10a0d (このIDを非表示/違反報告)
miwasan(プロフ) - この作品のヒョクが一番すきです 決して甘甘なストーリーじゃないんだけど『早く気づいてwww 』てゆうムズムズがたまらないです(´ω｀)更新のたびにﾃﾝｼｮﾝ上げさせてもらってるので頑張って下さい♪ (2012年10月13日 19時) (レス) id: 980b21fd72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：とまと
| 作者ホームページ：http://twitter.com/Its_U_hyuk
作成日時：2012年9月9日 9時
