136:ミリ単位の関心-Rena side ページ1
バイトを終えると
"ふー…"と横から聞こえるため息
それほど考える必要もないし
最低限の会話だけで仕事を終えて
不自然だと突っ込みたくなる
彼女は良くも悪くも人に気を遣いすぎると思った
―――…‥
ミヌ「Aちゃんお疲れさま^^」
「あ゛…お、お疲れ…」
気まずい原因は彼だ
クリスマスに会って欲しいと言われてから
Aが変に意識してぎくしゃくとしてる
ミヌ「あれ…ストールは?」
「え、あぁ…」
ミヌ「首元寒くない?大丈夫?」
「大丈夫…ありがと^^;」
レナ「じゃっお疲れです!帰ります!」
その煩わしい空気が嫌で
私はいつも以上に早く
Aと共にこの場から離れようと思った
レナ「気にしなきゃいいのに。ミヌくんのこともヒョクチェのことも」
「それができたら、そうしてる…」
少しむすっとして唇を尖らせる彼女は
最近ニュースで話題のウニョクのことで不機嫌だった
それよりも私はストールや
二人の喧嘩の行方が気になっていた
レナ「ね…ミヌくんの言う通り、首元寒くないの?」
「すっごく寒い…ウニョクさんに貸したら汚しちゃったらしくて。新しいの探さなきゃ」
レナ「そうだね、私も付き合うよ^^」
そんな話をしていると
ポケットから伝わる振動に気が付き
更にそこに示された名にピンと来た
レナ「ごめん、私今日は自分の家に帰るし…またね?」
「あっ、おやすみ…」
別れを告げると、会話を聞かれないように
私は小走りでAから離れた
───…‥
レナ「もしもーし」
ウニョク「あ、僕だけど」
私とは対照的な彼の低い声のトーン
それだけで何となく察した
レナ「どうしたの?まぁ何となく言いたいことはわかるけど」
ウニョク「うん…その、Aのことで相談があって」
その言葉を聞いて嬉しくなった
友達関係といえど悩むほど彼の中に
Aの存在があるとわかる
1mmも興味がないわけじゃない
ただそれだけで
状況は100%不利ではないと思えた
ウニョク「それで…先に言っておきたいんだけど、ごめん」
レナ「何?」
ウニョク「ヒョンとレナに嫉妬して、悪く思ってた。それにAが怒ったみたいで」
レナ「あぁー私は別に…もっと嫉妬されるくらい見せつけてあげてもいいよ?」
ウニョク「それはいい(-_-)」
レナ「冗談だよ(笑)」
嫌そうに即答した彼も、声を出して笑っていた。
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とまと(プロフ) - イェウクlabさん» コメントありがとうございます♪尊敬だなんてやめてください、ただの"妄想"に過ぎません^^;良ければ続きも読み進めてください♪ (2012年10月21日 22時) (レス) id: 3e7a94a74f (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 亜衣さん» かわいいだなんてそんな((((;゜Д゜)))私、見ていただいてバレバレかもしれませんが、日本語苦手ですし学もないので、完全に妄想を綴っているだけです、小説とは呼べないと思っています。こちらこそ、ありがとうございます(;o;) (2012年10月14日 0時) (レス) id: 3e7a94a74f (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - miwasanさん» はじめまして♪ありがとうございます(*^^*)私も甘甘の方がみなさん好きかなと思いつつ…実際はそんな簡単じゃない、という主観でこうなってしまいましたpqパート5に進みましたので、続きも見守ってくださいね♪ (2012年10月14日 0時) (レス) id: 3e7a94a74f (このIDを非表示/違反報告)
亜衣 - とまとさまがかわいい!なんか感情の表現が素敵なの。いつもありがとうございます。 (2012年10月13日 20時) (レス) id: 28afe10a0d (このIDを非表示/違反報告)
miwasan(プロフ) - この作品のヒョクが一番すきです 決して甘甘なストーリーじゃないんだけど『早く気づいてwww 』てゆうムズムズがたまらないです(´ω`)更新のたびにテンション上げさせてもらってるので頑張って下さい♪ (2012年10月13日 19時) (レス) id: 980b21fd72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とまと | 作者ホームページ:http://twitter.com/Its_U_hyuk
作成日時:2012年9月9日 9時