番外編�� ページ26
『な、なんか意外でした…』
叶「そう？」
『叶さん、落ち着いている大人の男性って感じのイメージだったので…その……』
叶「残念、僕はけっこう我慢ができないタイプでね」
不「そうそう、こう見えて1番男らしいんだから」
叶「不破くん？」
不「ｽﾐﾏｾﾝ」
頭の中に、あの日椎名さんと一緒に走っていた
小柄な可愛らしい彼女が思い浮かんだ
…叶さんと付き合うのもなかなか大変そうだ
叶さんに振り回されている彼女が簡単に想像出来る
叶「それで？」
『あ、えっ』
叶「どうしてそんなこと聞くの？」
『いやーその、なんでもな、』
叶「僕に隠し事かぁ…良い度胸してるね」
『ごめんなさい話します』
不「今すぐ言いますんで、ほんとｽﾝﾏｾﾝ」
叶「なんで不破くんが謝るの(笑)」
叶さんの圧に負けた私は
先程不破さんと話していた内容を伝えた
叶「へぇ…葛葉がねぇ……」
不「ちょっと意外じゃない？」
叶「んー、意外と言えば意外だけど予想通りといえばそんな感じ」
『あの、どういうことでしょうか』
きっと私より
叶さんの方が葛葉さんを知っているはずだ
叶「Aちゃん、ごめんね」
『え？』
叶「僕は、何も教えてあげられない」
『どうしてですか？』
叶「答えることは出来ないけどさ、ひとつAちゃんに言うことがあるとすれば」
叶「焦る必要はないよ。自分が求められてないとか不安になる必要ない。だって、Aちゃんのこと大好きなんだもん葛葉」
『……っ』
不「顔赤いね？」
『うるさいです』
叶「不破くんも、変なこと吹き込まないように」
不「ｱｯ、ﾊｲ」
何か具体的な答えが聞けたわけじゃないけど
やっぱり自分たちの付き合い方は間違ってなかったと
叶さんの言葉で安心することができた
私も私で、不破さんの言うことを真に受けて
危うくドスケベの仲間入りするとこだった
不「なんか失礼なこと考えてない？」
『よくわかりましたね』
不「おい」
・
叶「(これは近々、事情聴取だねぇくーちゃん)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「2j3j」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Lu__A09(プロフ) - 何回か読ませていただいていて本人たちを配信等で見て来た後に見ると解像度が高過ぎて本当に面白いです。オタク新人だった私と推し始めて時間が経った私とで思う事が変わって本当に楽しいです。他な作品も読ませていただきます！！ (5月17日 0時) (
レス) @page34 id: ebf47e3a09 (このIDを非表示/違反報告)
HAL(プロフ) - てぇてぇ摂取過多でちにそうです、、神作品過ぎて作者様推せるいや推させてくださいありがとうございます（？） (2023年3月5日 22時) (レス) @page34 id: b6020486c6 (このIDを非表示/違反報告)
なこ - 2人の彼女を1人で味わってしまっていいんでしょうか？！もう幸せです！ありがとうございます！ (2023年1月10日 21時) (レス) @page31 id: 5dfab54a96 (このIDを非表示/違反報告)
しゃぼてん(プロフ) - 好き以外の言葉が出ません！！読み始めたら手がとまりませんでした！！ありがとうございました！！！ (2022年11月5日 11時) (レス) @page34 id: 6bed1bb593 (このIDを非表示/違反報告)
コッタ - 前作が大好き好きで、久しぶりに覗いて見たら、葛葉の出てる？！って思いすぐ読んじゃいました笑今作も前作同様にとても素晴らしい作品だなと思いました！天才すぎます！！ありがとうございました！そしてお疲れ様でした！ (2022年10月14日 22時) (レス) id: 1873027507 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わさこ
| 作成日時：2022年3月28日 15時
