浮気されたから仕返した【稲荷崎】

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あれから午後の授業を受け
放課後やねんけど






『なんでや、なんでやねん』

「仕方ないでしょ」



HR委員の仕事やらされてます




『今日は侑と放課後デートのはずやったのに…』





ちなみに一緒に委員やってるのは
同じ委員の角名



『はぁ…メールしとこ』



私は侑に委員会の仕事を押し付けられたから
放課後遊ばれへんくなった と、連絡した




すぐに既読はついて

"すぐ終わるやろ？自分のクラスで待っとく！"





『なんでいい奴なんだ』



早く終わらせて帰ろー！




「侑なんて？」

『自分のクラスで待っといてくれるって！』

「へぇ、よかったじゃん」

『綾ちゃんは？』

「綾も待っててくれるって」

『お互いええ恋人持ったねぇ
早く終わらせなあかんね』

「…うん」

『？』




元気がない角名を気にしつつ
作業をし始めた




「そう言えばどうやって付き合ったの？」

『え、それ気になる？』

泣いてた所を慰められたって恥ずかしすぎんか？

「気になるね、今後の参考に」

『なんの参考やねん！まぁええけど』




私と侑の出会いを伝えた




「漫画か」

『うるさい//…そう言う角名は？』

「俺？痴漢から助けた」


いやそれこそ漫画かッ


『あんな美人と角名がねぇ…』

ﾊﾟｼｯ

『いったぁ』

頭に軽くチョップされた

『冗談やん、冗談、
もう、、綾ちゃんにはせーへんくせに』

「当たり前、大切だもん…」


一瞬悲しそうな顔したけど気のせいか……？




『あぁ！もう多いねん！』


クラスの資料にホッチキスを止めさせられてる



「あと３つじゃん」

『早く会いたいよぉぉぉ』

「…神崎はさ、もし」ﾋｭｭｭ



ちょうど良いところで強い風が吹いた





『ん？何？聞こえへんかった』

「ううん、なんでもない、
ほら、終わったからさっさと先生に渡しに行こ」

『うん？』




なんか言いたそうやけどまた今度聞けばええか



『失礼しまーす』



職員室に資料を渡しに来た



「全部終わったんで帰りますね」

「おぉ！助かったわ！さすがHR委員やな！
また頼むわ！俺の休憩時間が増える！」

『ちゃんと働いてください！』



先生の茶番に付き合ったあと
私達は2組に歩いて行った




『そういえば綾ちゃんはどこで待ってるん？』

「ん？…2組」

侑と一緒のクラスやもんな
侑の話し相手でもしてくれてるかな〜




『侑〜！迎えに来……え？』



　









　



　









　






　

　
綾ちゃんと侑がキスをしていた

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