川村壱馬という人間 (ページ3)

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「まって … お腹痛い」

昨日、MV見たけど全然惹かれなくてひたすら恐くなってた

それからほぼ不眠でくるという不始末＿＿＿

やっとスタジオについて待合室で１人で座って待っていた。

「あぁ・・・・もう」

ｶﾞﾁｬｯ＿＿＿＿＿

すると勢いよく扉が開き＿＿

『ごめん、お待たせしましたー！』

部屋に入ってきたのは男性２人。

「あ … えっと、どうもこんにちわ」

林「あぁ、座って座って！今回紹介を受けました林です」

「・・・店長の知り合いの … ？」

林「そうそう！いやぁ、想像以上の綺麗な人で驚きましたよ！なぁ？」

『あ、そうですね』

「・・・・」

店長の知り合いの林さんがそこから本日の段取りなど説明してくれて

わかってきたっちゃわかってきたけど＿＿＿＿

「・・・・」

『・・・』

無表情で書類に目を通すこの人は何なの・・・・

名前も聞いてないし

私にもまるで興味なし＿＿＿＿＿

少しは愛想よくできないのこの男＿＿＿

林「＿＿＿な形で進めていきます！

　それでAさんには川村くんの相手役で出演して頂きます！」

「・・・・・え、川村さんってどなたですか？」

『 … はい？』

林「あれ？！紹介遅れてましたかね！」

林さんの隣の男はため息交じりにこちらを見て

川村「 Aさんの相手役させてもらいます、川村壱馬です」

「 … よろしくお願いします」

挨拶をするとすぐに彼は立ち上がり

川村「林さん、すいません自分そろそろ行かないとなんで

　先スタジオ行ってます」

林「お！わかったぞー！」

ｶﾞﾁｬｯ＿＿

「 … 今日一気に不安再来しました」

林「久しぶりの女の子との絡みで照れてんだよあいつ(笑) 」

「え、どこらへんがですかね」

その後、林さんに宥められて終わった・・・・・

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