検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:987 hit

1 ページ2











「 これは … 」




『 バイト 』



「 いや、全然意味わからないです 」









私は最近この不景気の中仕事を辞めました 。



次の職が見つかるまでと思い職繋ぎで家の近くのコンビニでバイトをしてるんですが


そのバイト先の店長が ___






『 え?だってお前が給料の良い仕事紹介しろってうるさいから 』





「 だとしても! 何で芸能人のエキストラなんか! 」




『 普通喜ぶだろ!芸能人のMVにエキストラだぞ!? 』









店長が紹介してくれたのは男性歌手のMVのエキストラのバイト 。



まず 、こんなの仕事じゃなくてバイトだし


興味もない芸能人に会えても全然嬉しくもない 。









「 結構です。 気持ちだけ頂きますね 」




『 で、これ明日の朝9時に○○スタジオだって 』



「 あの聞いてます? 」



『 いやこの仕事さ〜 俺の知り合いが人集まらなくて探してんだよ

  悪いけどさ〜 … ね? 』




「 え、本当に言ってるんですかそれ … 」









店長は “ 頼む! ” と手を合わせてから



私にチラシを渡した。









「 ・・・・・・ THE RAMPAGE … ? 」







『 イケメン集団16人! なんか俺的に若いEXILEみたいな?(笑) 』









「 ・・・・・・ へぇ … 」







『 帰ってYouTubeでMVなんか適当にみろ!そしたら興味湧くだろ! 』







「 わ 、わかりましたけど … 」









こういう男性集団とか凄く苦手だし



尚更 、 明日への不安がどんどん募る ___









『 あと 、俺の知り合いに綺麗な子行かせるって伝えてるから

  綺麗に愛想よく頼むな。 』









「 わかりましたってば … 」









2→←タイトル



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
設定タグ:川村壱馬 , THERAMPAGE , 麻美
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:麻美 | 作成日時:2019年10月8日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。