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不死川 side
最終選別当日
もし食われたら...いや、Aだったら大丈夫だ...
いやでも...
不「A、生きて帰って来いよォ...」
あんだけ罵倒してたが、心配なもんは心配だ
『...当たり前です。誰の継子だと思っているんですか?』
そうだ
Aは俺の自慢の継子だ。死ぬわけねェ
不「...いってこい」
『いってきます。師範。』
姿が見えなくなるまで見送る
不「...なんでお前がいんだァ、宇髄」
宇「あれが噂の継子かー!派手に可愛いな!」
うるせェ
宇「地味な顔してんな不死川。お前の継子だぞ、派手に帰ってくるだろ!」
不「あァ、そうだな」
宇髄のおかげで楽になった....
宇「帰ってきたら俺の4番目の嫁にしてやる!」
前言撤回
不「Aはやらねェ!!」
宇「派手に恋してんなー!まぁ、頑張れよー!」
恋なんざ要らねェ感情だ
継子をただ守りたいってだけだァ
御館様のご厚意により1週間非番になった
鍛錬をしていてもやはり心配で
不「...あいつ生きてんのかァ」
長かった1週間
Aが帰ってくる
ろくな物食ってねェだろうから、大量のうどんを用意した
いや、気紛らわすために作ってたら大量になった
不「...まだかァ...」
門の前で待ってりゃくるだろォ
_____________人影が見えた、Aだ
生きていた、それだけで安心した
あいつ、走って......こねェ
不「気付いたなら走ってこいよォ...」
『すいません。そんなに心配でした?』
こいつ...からかってんな
不「...あァ?してねェ。勘違いすんな」
『はいはい...。ただいま戻りました。』
どれだけ心配だったか、大切なやつを失うのはごめんだ
不「.......よく生きて戻った。」
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大量のうどんを出すと固まったA
作り過ぎと言われたが、誰のせいでこんなに作ったと思ってんだァ
不「うるせェ。いいから食え。」
『善処します...』
とか言いながら嬉しそうに食べる顔見て
また可愛いなと思ってしまった
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作者名:月奏 | 作成日時:2020年6月5日 1時