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〜貴方 side〜
8時20分。朝のHR開始のギリギリの時間。
騒がしい教室の中、ひとりで勉強していたら
隣に誰か座った。
金髪の、朝イチなのに既にヘロヘロな
『おはよう研磨』
「おはよ……」
私のもうひとりの幼なじみ。
毎日朝練があるから、ただでさえ無気力な研磨は朝から死にそうな雰囲気。
机に突っ伏して「疲れた……」と呟いた。
お疲れさま、と研磨の頭に手を伸ばそうとすると
研磨がこっちを見たので手を引っ込めた。
「大丈夫……？」
『え？』
「クロから聞いた。思い出しちゃったって」
『……大丈夫だよ』
本当に大丈夫なのに
てつくんと研磨は過保護だ。
研磨は顔だけをこっちに向けたまま。
猫みたいに気だるげな目が、鋭くて少しだけ怖い。
「……無理したら許さないから」
『うん』
「おれのことも頼ってよ。クロよりは頼りないかもだけど、これでも男だから」
『……ありがとう研磨。優しいね』
「……Aが優しいから、助けたくなるんだよ」
『私は、』
「おら席につけー」
私は優しくない
と言いかけたところで先生が教室に入ってきて言葉を遮られた。
研磨はゆっくりと上体を起こしてあくびをする。
私も勉強道具をしまって前を向いた。
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ChachaY - ストーリがもう最高です！！黒尾大好きなのでとっても満足しております！なんか言葉に出来ないほど好きです！これからもがんばってください！ (2月10日 19時) (
レス) id: f1e76f7be4 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - 更新うれしいです！これからも応援しています！ (2月6日 3時) (レス) @page29 id: 120d94ae6d (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 初コメ失礼します！夢主ちゃん可愛すぎません！？私得すぎる...これからも愛読させていただきます...！頑張ってください！ (2月3日 12時) (レス) @page17 id: ea9d7cae20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルカ | 作成日時：2024年2月1日 0時
