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〜孤爪 side〜
部活が終わった後の帰り道。
なんか研磨今日機嫌よくね？
とクロがニヤニヤしながら聞いてくる。
そりゃそう
「今日Aがウチいるんだよね」
帰ったらAがいるんだもん。機嫌よくなる。
するとクロは余程驚いたのか「は！？ ずる！！！」と大きな大きな声で叫んだ。
うるさ……鼓膜破れるかと思った……
てかクロの家に泊まる日の方が断然多いんだからずるくないでしょ。
「俺なんも聞いてないけど……」
「なんでいちいちクロに報告しなきゃいけないの」
「……だって俺だぜ？」
「何がどう“だって”なのか全然分かんないんだけど」
「…………だって」
「あのさ、そんな独占したいならそれなりにケジメつけなよ。何もしてないのにウダウダ言うの女々しいよ」
一息に言ったところでクロの家の前に着いた。
じゃあね、と言おうと振り向いたらクロはなぜか心臓を抑えて
「ｳｯ……」と俯いている。
「正論すぎて辛い……」
「……あっそ。じゃ、Aが待ってるから」
項垂れてるクロは放置しておれは自分の家に帰った。
玄関にある小さいローファー。
ただいま、と言うと近づいてくる足音。
『研磨〜お邪魔してます』
「ん、」
おれはいつも通り夜ご飯を食べてお風呂に入って部屋に戻って至福のゲームタイム……
じゃなくて今日は
「なんで今日おれの家なの」
Aの話を聞く日。
先にお風呂を済ませていたAはおれの部屋で課題をしていた。
おれが隣に座ってそう言うと
Aは課題をやめて顔を上げる。
不安そうに、困ったように。
『……私たちっていつまで一緒にいられる？』
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ChachaY - ストーリがもう最高です！！黒尾大好きなのでとっても満足しております！なんか言葉に出来ないほど好きです！これからもがんばってください！ (2月10日 19時) (
レス) id: f1e76f7be4 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - 更新うれしいです！これからも応援しています！ (2月6日 3時) (レス) @page29 id: 120d94ae6d (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 初コメ失礼します！夢主ちゃん可愛すぎません！？私得すぎる...これからも愛読させていただきます...！頑張ってください！ (2月3日 12時) (レス) @page17 id: ea9d7cae20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルカ | 作成日時：2024年2月1日 0時
