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〜貴方 side〜
てつくんに送ってもらって無事に家に着いた。
お母さんに話したら「また迷惑かけて」とため息を吐かれる始末。
作ってもらった夜ご飯を温めて
お母さんと一緒に食べる。
「明日から家にひとりで大丈夫そう？」
『うん。大丈夫』
「鉄朗くんと研磨くんの家には言ってあるから、お母さんがいないときに何かあったら頼るのよ」
『……うん』
お母さんのご飯、美味しい。
温かい。
お風呂にゆっくり浸かって
髪を乾かして
仕事で疲れたお母さんは先に寝てしまう。
起こさないように部屋に戻ってなんとなく勉強道具を広げた。
暇な時間があると考え込んじゃうから……
って思ったのにぜんっぜん集中できない。
数学の課題を終わらせようと思ったけど1問解いて完全にペンが止まった。
『……んー……』
私は部屋を出て隣の角部屋に行く。
電気をつけると、散らばったたくさんの画材たち。
亡くなったお父さんのご両親……
私からしたら祖父母にあたる人が絵を趣味にしていたから
その名残がここにある。
真ん中にある椅子に座ってキャンバスを見つめた。
……描こう
机にある絵の具を適当に出して
水を取りに行くのが面倒だからそのままで。
無心で描きたいものを描く
オレンジ、赤、黒、
何でもない
ただ色が重なるだけの絵。
それでも
自分の心の中がこうして表象されるとモヤモヤが吹き飛ぶんだ。
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ChachaY - ストーリがもう最高です！！黒尾大好きなのでとっても満足しております！なんか言葉に出来ないほど好きです！これからもがんばってください！ (2月10日 19時) (
レス) id: f1e76f7be4 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - 更新うれしいです！これからも応援しています！ (2月6日 3時) (レス) @page29 id: 120d94ae6d (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 初コメ失礼します！夢主ちゃん可愛すぎません！？私得すぎる...これからも愛読させていただきます...！頑張ってください！ (2月3日 12時) (レス) @page17 id: ea9d7cae20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルカ | 作成日時：2024年2月1日 0時
