5 . エスパーな茶髪ホスト ページ6
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SHRも無事終わり、相も変わらず走ってやってきたのは 3年B組である。
こちらもSHRは終わっているのか中は少しざわついていて、タイミングばっちりだな なんて思いながら ドアを開け放ちそらるせんぱーい！と全力全霊で大好きな人の名前を呼ぶ。
クラス替えのおかげか、今回初めてそらる先輩と同じクラスになった人達の目線がまとわりつくがお構い無しだ。そんなのに負けていたら今私はここにはいないのである。
というかそらる先輩さえいればこんな視線どうってことないし、そらる先輩が視線をくれていたらその視線しか気にならない迄あるから平気オブ平気すぎる。
そんな事を真顔で考えながらそらる先輩の登場を待っていると、希望に反して返ってきたのは そらる先輩より幾分高い声だった。
｢ そらるさんなら今トイレですよ ｣
｢ まふ先輩！ ｣
｢ Aちゃん 相変わらずそらる先輩のストーカー続けてるんですね ｣
｢ ストーカーじゃないですファンです ｣
｢ やってることは同じだけどね… ｣
｢ そんな事ないです! だってまだそらる先輩の家の前で入り待ち出待ちもしてないですし…ん？これはファンの範囲内か ｣
｢ ガッツリストーカーの範囲内ですよそれ ｣
そう言って目の前で はぁ、と溜息をつくのは そらる先輩のお友達であり学校のアイドル的存在のまふ先輩である。
彼とは そらる先輩にひっつき回ってる内に 自然と仲良くなった。まぁ、まふ先輩もそらる先輩大好きでひっついてるから 関わること間違いなしだよね、うん。
金髪よりの茶髪をホストみたいにかっこよくキメてる まふ先輩を見上げながら、うん確かに女子に好かれそうまぁそらる先輩の方が何億倍とかっこいいけど！なんて考えていると、
なんか失礼な事考えてますね、と頭を軽く叩かれた。エスパーか貴方は。
｢ …というか、場所 変えましょうか ｣
｢ ？別にそらる先輩ここに戻ってくるだろうし私は全然ここでいいですけど ｣
｢ いいから！あっちに居た方がそらるさんに早く会えますよ ｣
｢ え、マジですかほんとですかそれ行きます行きます1秒でも早くそらる先輩に会うために！ ｣
｢ 黙って移動してください黙って ｣
まふ先輩に背中を押されながら そらる先輩の教室を後にする。その教室内では、一部の女子が私のことをじっと見ていたとかいなかったとか。
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ゆきか - ストーリーの内容ものすごく好みです！更新待ってます！ (2019年10月10日 23時) (
レス) id: f42ad21887 (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - わっふるくりーむさん» ヤギの罪が重すぎですね… 感想ありがとうございます、やる気が満ち溢れるマン (2018年11月25日 2時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - 彩都さん» ありがとうございます！ゆっくりですが、これからも頑張りますので よろしくお願いします！ (2018年11月25日 2時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
わっふるくりーむ(プロフ) - ごめん私の語彙力もヤギに食べられたわ（天を仰ぐ）ありがとうございます… (2018年11月24日 11時) (レス) id: f1fb733784 (このIDを非表示/違反報告)
彩都(プロフ) - やばい！大好きすぎる！更新お疲れ様です！ (2018年11月24日 10時) (レス) id: 16d9298981 (このIDを非表示/違反報告)
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