ＰＡＩＮＴ ＦＡＣＥ【文スト】【男主】

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『んフフ…♪

皆血ィ綺麗だねェ』

そう言って無惨に飛び散る血をぺちゃぺちゃと触るのは齢14の少年…羅羅蓮

一応異能特務課の資料内では綾辻行人という人物同様,第一級危険異能力者と登録されている筈の者だが…

何故野放しにしているのか

その理由は…

『ひひ…見てェ中也さん

コノ人の血とっても綺麗に透き通ってるよ』

「アァ…そうだな

それよりも早く帰るぞ

…晩飯の時間だ」

…ポートマフィア五大幹部長,中原中也の部下兼弟子である故に同棲している者だからだ

ポートマフィア五大幹部長となれば異能特務課の資料をすりかえるのすらお茶の子さいさいなのである

『ねェ中也さん,今日は何作ってくれるノ？』

「今日は手前の好きなくまちゃんハンバーグだ」

『え！？やったァ！！

ボク中也さんが作ったハンバーグ大好き！！』

「…そうか

じゃァ俺は蓮の期待に答えなきゃな」

『ンフフ…中也さん大好きっ！！』

「…俺は愛してるぞ」

『…！中也さんったらもう！！』

…ゴホンッ！

…お見苦しいところを御見せしてすまない

このようにこの二人はバカップルな故…あまり突っ込まないほうが身のためだ

「…中原幹部,軍警が近づいている故…早く撤収した方が宜しいかと」

「ん…？アァすまない芥川

じゃァ後は任せた」

そう言って中原幹部は羅羅を抱えて闇へと消えてった

…はぁ(苦労人)

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