彼女はもともとⅣ (ページ48)

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彼女の後書きページ48

彼女はもともと、奴隷の製造から売るまで一連の行動を行っていた貴族の聖女と言う名の殺人鬼でした。
　
彼女の母は多額の借金を親の代わりに肩替わりをして返せない金額を返すために必死に働いていた劇場の花形でした。

そんな彼女の元に貴族の男が声をかけます。
顔が良い彼女と顔が良い奴隷の男性ならきっと良い商品が出来る。
借金を返す金額と引き換えに彼女は自信の身を提供。

そうして生まれたのが双子のテウとミラでした。

しかし思ったより美人の双子が生まれてしまったので二人は母親と共にその貴族の元に引き取られました。

片方は貴族側の愛玩道具
片方は商売道具になりました。

度重なる暴力と精神虐待受けて双子は脱走を決意

母親は疑心暗鬼に陥り、双子は逃亡

逃亡先である家に誘拐されて幸せな人生を過ごした片方と地獄のような人生を過ごしたもう片方。

放火された屋敷内で息絶えようとしていたが、怖くなり二人で逃げ出した。

その先で協力者の姉に裏切られ、深手を負うミラは愛犬ベスに食い殺された。

しかし、ミラは虫の息で、一番上の兄に手当てされてました。

そのことを知らないテウは怒り狂い、犬共々兄弟を殺してしまう

妹や兄弟の葬儀で出会ったのは仕事で来ていたジェイ・カールとイソップ・カール

二人は一番下の彼女が手当を受けて生きていることを知った上で彼女の葬儀を終わらせた後に誘拐。

赤が似合う彼女にイソップ・カールは必ず迎えに行くと約束をしました。

ミラはジェイ・カールと共に荘園へと迎い荘園主になりました。

妹も愛犬も失ったテウは人格破綻し、二重人格のように振る舞うようになり、殺人を繰り返しました。

町ゆく弱者であるのホームレスの男性に強気な態度の娼婦

父を殺したところで母に「死んでしまいたい」と泣いた。

そんな彼女を心配し、母親は医師であるリディア・ジョーンズに相談。「強いショックがあれば直るんじゃないかしら」と言われて毒びんを煽ることを決意

聖女として彼女を協会に預けて二ヶ月後にA=Aが誕生、母が死亡
目の前で死亡した母親を目の当たりにした彼女は荘園へと招待される手紙をイソップ・カールからもらいました

神様はいない。と察した彼女は試練と称し、自傷を繰り返しました。

その後、出会うのはイライ・クラーク
彼女はそのとき既に自暴自棄であり、彼に神様はいないと強い印象を残しました。

そこから月日は流れ、もう一度招待状を妹からもらったAは荘園に行くことを決心したのであった。