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どうしようどうしようどうしようどうしよう
いや、当たり前だけどさ!?
私服警官の証拠なんか持ってないよ…!!!!
「…あ、や、…そのぉ…」
業「何?証拠持ってないとか言わせないからね?」
「ゔっ……」
どうしよどうしよどうしよ……
ホントの職業…
…いやでも言うべきじゃないよな、
相手絶対
「今日…もってなくって…その、証拠、を」
音の一つも上げない赤羽。
クッソ怖ええええよおおおおおお!!!!!
業「…あのさぁ、そろそろホントのこと言ったら?
気づいてないとでも思ってんの?
……
「………」
もう…………
この際しらばっくれてやるよ………!!!!!!
精一杯なぁ!!??!!!?
「…それ、私が友達から借りた『混沌の箱庭』の作者さんじゃないですか?」
業「いい加減にしなよ?
素直に白状しろよ、“覆面作家”だろ、あんたの仕事」
「…だから何言ってんの、私に文才なんかあると思う!?見てみなよ隅から隅まで!!」
業「はぁ?文才見た目じゃねぇだろ
頭いかれてんの?あんた」
「は!?官僚サン口悪すぎないですかぁ!?」
業「大概だよ、文才あんだからもっと淡々と責めりゃいいのに頭悪そうな言葉しか出てこないんだね、君の口から」
「だっっから、私は作家じゃないって言ってんの!
文才ないから幼稚な言い返ししかできないの!
わかる!?」
………“火に油を注ぐ”って
まさにこういうことなんだなって。
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作者名:ぱいなっぷ。 | 作成日時:2019年6月18日 1時