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(仮)4 ページ4





?「…ん、あれ、何勝手に帰ろうとしてんの?」



「……はい??もう仕事戻りたいんですけど?」



?「いやいやー、痴漢ジジイから助けてやったの俺ってわかってるー?」



「…エッ」




またも自慢気な顔で見下すように笑う。

てかマジでか…借り作っちゃったのか……
最ッ悪じゃんホントさぁーー…




?「てことでさ?
ちょっと君のこと気になっちゃったし、とりあえずお茶でも行かない?」



「いや行きませんマジでそれは行きません」



?「えー、何いそがしいの?仕事要領悪いヒト?」



「あーーそうなんですよクソほど忙しいんですー」



?「ほーんオッケー、連絡先交換しよ」



「な ん で で す か ! ?」




あーーーもう、コイツなんか絶対裏あるし、話すのとかマジでいやなんだけど……

でも連絡先交換して永久に関係作るよりか、
今日終わらせた方がいいような気もするし…



決心した私はクイっと顔を上げて高身長の彼と目をばっちりと合わせる。




「…わかりました、この後お茶でもしましょう。

それが終わったらもう関わりを断ちますね、もちろん連絡先も交換しません」



?「……ふーーん?
何警戒しちゃってんのか知らないけど、それでいーよ、いいカフェでも連れてってあげる」




そう言われて、バッとすぐに目を離す。

………やっぱやめればよかったかも。
コイツに勝てる気しないや。

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作者名:ぱいなっぷ。 | 作成日時:2019年6月18日 1時

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