【実ｼ兄者】彼は地獄を蹂躙す【ωrωrd!】 (ページ17)

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チーム分けページ17

……

《指揮官、Aチーム、グルッペン・フューラー、第2隊AチームA・ワード
Bチーム、ワウラ・ブルグ第2隊Bチーム、パック・リェーシャン────》

───
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─

「おぉ、A。同盟国としてよろしくな」

『謹んでお断りさせていただきます』

普通軍人と主席はバラバラにするという考えに至らないのがこの学校だったな。うん。

と、自己完結に陥った。

改めてチーム発表された仲間たちを見る。
あぁあぁ。やばい。

チームにはやばそうな奴らしかいない。
そして、クロノアやペイント、父上と母上、死神とはバラバラになってしまった。悲しみの涙で溺れそう

学校、と変わらないが、この時間だけはそれぞれのチームがそれぞれの国としてこの学園に存在すると言う意味不明の言葉から私は何を感じ取れば良かったのだろう。

確かにクラスがクロノアと同じ。だが、チームが別れてしまった。

と言うことはこれからどうなるんだ？？
頭の回らない私はたまたま同じチームになったただ一人のクラスメイト、鬱に助けを求めた

「ええよ！丁度昼飯時だから一緒にご飯いこや～」

とりまラーメンで良い？そう笑う鬱を
好きにしろ。と一瞥した

「───ってこと！つまりグルッペンの所とテトちゃんのところはAチーム。つまりは同盟国って事だよ」

『なるほど解らん。』

鬱に説明を求めても無駄だったようだ。
えっと、つまり？

『６のチーム(国)が出来たわけだな？』

「せやね」

なんだ貴様。私の目の前で好物のオレンジジュース飲みやがって殺意。
オレンジジュースは半分となってしまった

『このチームは授業以外になると争いが始まる？』

「ちょっとちゃうな。授業以外になると争いって言うか、まずは自分のチーム(国)を整える。
教師陣は商人ってこと」

『なるほど…？』

「解ってないな？」

もちろん。解るわけ無いだろう
いきなりチーム分けされてそのチームが自分たちの国で国同士で戦えだって？
刃物では無いが、家族に刃物を向けろって？

冗談じゃ無い。

『いくら学園の趣旨で、授業であろうと仲間に刃物を向けたくは無い』

「だから、暗殺チームとかを使って敵国にいる仲間を勧誘する方法があるんじゃ」

そうやってふざけるところほんと腹立つ。
顔に出てたのか固まった鬱が再起動するのは秒も立たなかった

「まぁ、後は詳しい人に聞けば良いよ。」

『…』

そりゃ、そうなんだけど…
……よし。恥を忍んで兄さん先生に聞いてみよう。
聞くは一時期の恥、聞かぬは一生の恥。