inferiority【QK】番外編 (ページ22)

今日:6 hit、昨日:12 hit、合計:46,250 hit

3 ページ22

「・・・はい、お電話ありがとうございます、枯淡です。」

fkr「あ、A？」

「・・・拳くん？どうしたの？」

fkr「今日、18時上がりだよね？オフィスにお弁当配達してくれませんか～」

「・・・かしこまりました(苦笑)」

拳くんからお弁当を10個ほど頼まれ、仕事終わりに枯淡の自転車を借りてオフィスまで持って行くと、社員さんが出迎えてくれた。撮影中、だそうで静かに入る。

オフィスの執務室で待っていると撮影が終わったのか拳くんが来てくれて撮影部屋まで持ってきてって言うので一緒に撮影部屋に向かった。

fkr「お弁当来たよ～」

「あ、こんばんh・・・？！？！」

か、かこちんさんっ、と、なんかもう1人めちゃ美人な人いる！！！

kk「？？」

ykrn「お腹すいた～！ありがとうございます。社員さんですか？」

「えっあっ、その、違います・・・すみません。」

sgi「なんで謝ってんの(苦笑)福良の双子の妹。ね？」

「あ・・・はい。」

kk「えー？！ふくらさんの？？可愛い～！やばい！かこちんですっ！」

ykrn「いつもお世話になってます、ゆきりぬです～」

「あ、えっと、福良、Aです・・・」

kk「困った顔が似てるかも！目元？え、お肌つるつる、え、やばい～」

sgi「あなたそればっかね(苦笑)とりあえず飯食おうぜ。俺天ぷらがいい！」

kk「え、天ぷら？私もそれがいいですっ！」

sgi「俺が先に言ったんよ、年長者を敬え？」

kk「あ、これも美味しそう！」

sgi「話を聞け？」

・・・仲良し、さん。
息もぴったり。付き合ってるって言われたら信じちゃうかも。
生で見るかこちんさんはやっぱり可愛くて、髪もツヤツヤ、可愛い服に見劣りしない。
私なんて、仕事帰りで髪はぐしゃぐしゃだし、メイクなんてほとんどしてない。

ykrn「かこちんそれ可愛い～」

kk「昨日ネイル行ってきたんですっ可愛くないですか？」

思わず自分の手を背中に隠した。
ここにいるのが、恥ずかしい。
あ、ダメ、泣いちゃいそう。

fkr「お弁当多めにお願いしたからさ、Aも一緒に食べよ？」

sgi「Aどれがいい？自分で作ったやつやろうけど(苦笑)」

「・・・か、える」

sgi「え？・・・どした？」

fkr「・・・A、」

「・・・帰る・・・ｸﾞｽｯ」

なんで今日、オフィスに呼ぶの。
拳くんの、ばか。