俺だって嫉妬されたい! ページ12
●恋愛編完結後です●
fkr「どう思う河村」
kwmr「知らないよそんなこと。」
fkr「冷たいな、こんなに悩んでるのに!」
kwmr「今までの経験で妹さんのことについては飛びぬけて馬鹿だって学んでるんだよこっちは。」
fkr「だってさ。偏りがあると思わない?俺はこんなにAのこと大好きなのにAからの愛が俺の愛より軽いんだよ?由々しき問題・・・最近は須貝さんにばっか取られちゃうしさ、辛すぎるんだよ・・・俺ばっか嫉妬されてるからさ、嫉妬して欲しいの。ね、知恵貸してよ!」
kwmr「そんなしょうもないことに貸さないといけないの・・・」
fkr「しょうもなくない!」
kwmr「・・・ハア。次の妹さんとの約束は?」
fkr「ん?今日の夜!」
=====
「え?」
fkr「ごめんね、今日どうしても河村の家に泊まりたくなっちゃったの。だから今日の予定キャンセルさせて!」
kwmr「すみませんね。」
「はあ、どうぞ。・・・??」
fkr「ご飯は食べて行くからえっとヒレカツ定食と・・・河村はどうする?いつもので良い?」
kwmr「うん」
fkr「じゃあそれでお願いします。」
「はーい。」
コソッ
fkr「今の効果ありなの?よく分かってない感じなだけじゃない?」
kwmr「だからここで仲良しアピールするんでしょ。」
「お待たせしました〜。河村さんのお魚と・・・拳くんはヒレカツね?」
kwmr「また野菜抜いてもらって・・・ちゃんと食え?」
fkr「だって美味しくないんだもん」
kwmr「ちゃんと食べないといつか身体壊すよ、ほら一口くらい食え?はい、僕のサラダ。」
fkr「ええ・・・」
kwmr(ここのアピールが大事なんだろ、早く食え!)
fkr「・・・河村が言うなら、食べるよ・・・ん゛ん゛・・・」
kwmr「どう?」
fkr「美味しくは、ない・・・」
kwmr「ま、頑張りました。」
「・・・」
fkr(どう?!嫉妬した?!今の見たよね?!)
「・・・拳くん。」
fkr「うん?」
「・・・すごいね!河村さんが言ったらちゃんとお野菜も食べてくれるんだね!すごい!!河村さんありがとうございます!お野菜入りのおかず今度作るから、河村さんと一緒に食べてみたらどうかな??」
fkr「・・・違う・・・そうじゃない・・・」
河村の馬鹿!
野菜食べ損じゃん!!
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作者名:たらこ | 作成日時:2021年9月4日 17時