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栞奈side
須貝さんが来て、喜んでたはずなのに。
Aが凹んでる。
・・・なんで？
fkr「あれ、日野さん今日は仕事休み？」
会いたいって言ってたのに。
fkr「日野さん？」
卒業するのが、寂しいから？
でも社員になってまた常連として通ってくれた方が会えるよね？
fkr「日野さん！」
栞奈「ﾋﾞｸｯ・・・ああ、福良。いらっしゃい。」
fkr「日野さんのお店じゃなくない？(苦笑)・・・どうかした？」
栞奈「・・・今日、須貝さんここに来たんだって。」
fkr「ああ、もう大学の方落ち着いたって言ってたからオフィスにも来てる。それがどうかした？」
栞奈「最初は嬉しそうに話してくれたのに突然何かに気付いたようにはっとなって。それからずっとあの感じ。」
福良の目線がAに向く。いつも通り常連さんとニコニコしながら話してるんだけど。
fkr「・・・凹んでる、ねえ。」
栞奈「やっぱそう見えるよね。」
何を言ってる途中だったっけ・・・
"うん、前みたいに普通に接してくれ・・・て。"
栞奈「！！なるほど。」
fkr「何？何が原因？すぐ解決できそう？」
栞奈「福良、次に須貝さんに会うのいつ？」
fkr「え、土曜まで須貝さんオフィスに来ないと思うけど・・・。」
栞奈「あー・・・ね、確認なんだけど・・・須貝さんって、まだAのこと、好きなんだよね？」
fkr「え？・・・いや・・・さすがに俺も須貝さんの気持ちは。」
栞奈「A、須貝さんがもう自分のこと吹っ切れて好きじゃなくなったんだと、思ってるんだと思う。それであの感じなんじゃないかな？」
fkr「・・・俺、須貝さんに電話して聞こうか。」
栞奈「んー・・・それって、やり過ぎな、気がしない？」
fkr「思うよ？でも、力になってあげたいじゃん？」
栞奈「じゃあ須貝さんに聞いてまだ好きって確認が取れたところでAに告白しなよって言うの？プレッシャーじゃない？」
fkr「それは、そうだけど」
栞奈「逆に本当に吹っ切れて諦めたんだとしたら？Aにそう言うの？」
fkr「・・・」
栞奈「結局、Aが、行動しないと意味がないんだよ。」
A、人の気持ちなんて一瞬で消えてくことだってあるんだよ。
その時々のその瞬間、今しかない。
私たちがいくら応援したって、Aが頑張るしか、手に入らないものだってある。
頑張れ。乗り越えろ！
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たらこ(プロフ) - 亜希さん» わ！はやい！嬉しい！コメントもありがとうございます！ (2021年5月28日 11時) (
レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
亜希(プロフ) - 一気に読んでしまいました！また次に行ってきます！！ (2021年5月28日 2時) (レス) id: 81b7d60823 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - 涙斗さん» 初めての夢小説がこれで良かったんでしょうか...でも嬉しいです。ありがとうございます！！ (2021年5月13日 21時) (レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
涙斗(プロフ) - 完結おめでとうございます！私がQkで初めて読んだ夢小説がこれでした。双子の劣等感からsgiさんが救い出す感じ、栞奈ちゃんや大将などなど全て楽しませて頂きました！ (2021年5月13日 20時) (レス) id: 1030dabfc9 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - Ayayayayayayaさん» ありがとうございます！キュンももちろんですがずっと読んでくださってるのも嬉しい！ (2021年5月9日 4時) (レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たらこ
| 作成日時：2021年3月31日 16時
