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栞奈「A・・・A！」
んん・・・寝て、た？
「ごめ・・・寝ちゃってた」
栞奈「意識失ってたの間違いでしょ。ほら、体温計。」
「・・・測ったら負けじゃないかな。」
栞奈「現状を認識し適切な対応をすることが勝ちです。はいさっさと測る」
pipipipi
栞奈「はい没収。38.2、風邪ですね。」
「ごめんね・・・」
栞奈「なんでごめん？(笑)とりあえずここに横になって待ってて。お粥作るから。」
キッチンに行く栞奈の腕を掴む。
「栞奈・・・昨日はごめんなさい。大智のことも、ごめん。」
栞奈「ううん、私こそごめん。Aの恋愛話なんて滅多にないから舞い上がって自分の意見押し付け過ぎた。元カレのこともAに彼氏が出来て私が喜んでたから言えなかったんでしょ？気遣わせちゃったね、ごめんね。」
「栞奈の言ったこと間違ってないから、謝らないで。」
栞奈「どんな答えでもAが決めたならそれで良い。もちろん気持ちやっぱり伝えたいっていうなら応援するけどね？」
「・・・まだ、須貝さんのこと、好きでいたいの。」
栞奈「気持ちは、伝えないの？」
「いつになるか、分からないけど、ちゃんと、伝えたいとは・・・思ってる。」
栞奈「そっか。早く言えるといいね。応援してる。」
「栞奈・・・ありがとう。大好き。」
栞奈「そうやって感謝の言葉がすぐ出てくることとか恥ずかし気もなく大好きって言えるAが好きだよ。」
「・・・栞奈が、男の子なら良かったのに。」
栞奈「ええ？(笑)ま、料理上手で優しい奥さんならそれもありかな？(笑)」
「栞奈は、良い人、いないの？」
栞奈「んー。いないねえ。」
「こういう人が良いとか、そういうのは？」
栞奈「背が高くて、優しい人？私の意見否定しない人？」
「拳くんは？」
栞奈「私と福良の言い合い毎回見ててよくその名前出てきたね？私の意見肯定することまずなくない？」
「そうかな？背が高くて優しくて、否定しない、けど。」
栞奈「Aだからでしょ！もう、寝ろー！！！」
栞奈のお粥を食べて、眠るまで栞奈はずっと話してくれて。
次の日に熱は下がった。
熱が下がったからなのか気持ちが決まったからなのか、
憑き物が取れたような清々しい気持ちだった。
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たらこ(プロフ) - 亜希さん» わ！はやい！嬉しい！コメントもありがとうございます！ (2021年5月28日 11時) (
レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
亜希(プロフ) - 一気に読んでしまいました！また次に行ってきます！！ (2021年5月28日 2時) (レス) id: 81b7d60823 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - 涙斗さん» 初めての夢小説がこれで良かったんでしょうか...でも嬉しいです。ありがとうございます！！ (2021年5月13日 21時) (レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
涙斗(プロフ) - 完結おめでとうございます！私がQkで初めて読んだ夢小説がこれでした。双子の劣等感からsgiさんが救い出す感じ、栞奈ちゃんや大将などなど全て楽しませて頂きました！ (2021年5月13日 20時) (レス) id: 1030dabfc9 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - Ayayayayayayaさん» ありがとうございます！キュンももちろんですがずっと読んでくださってるのも嬉しい！ (2021年5月9日 4時) (レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たらこ
| 作成日時：2021年3月31日 16時
