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あれから栞奈となんとなく気まずくてあんまり会話が出来ずにいる。
双子だって公表してからはたまに、ほんとにたまに声をかけられるようになった。
毎回ドキッとするけど好意的な方ばかりで助かってる。
・・・須貝さんはお店には来ていない。
大将「ねえAちゃん」
「はい？」
大将「双子の兄ちゃんは相変わらず来るけど、もう1人の兄ちゃん、来なくなったな〜」
「・・・そ、うですね。」
大将「Aちゃんは連絡取ってないの？」
「取ってませんよー・・・」
大将「・・・兄ちゃんと、なにか、あったのかい？」
「んー(苦笑)・・・色々？」
大将「いい感じだと思ってたのに。残念。」
「大将は」
大将「うん？」
「大将は、私が須貝さんのこと好きだって言ったら、どう思いますか？」
大将「どうって・・・そりゃ、嬉しいよ、兄ちゃんはAちゃんのこと好きだって言ってるわけだし、Aちゃんが幸せになる第一歩だろ。まあ娘みたいなもんだから寂しい気持ちもあるけど。」
「・・・須貝さんってね、Twitterをフォローしてる人が20万人以上いるくらい、人気者なんです。」
大将「へえ。YouTuberってすごいんだねえ。」
「双子なら、しょうがないってなるかもしれません。でも、恋人は・・・」
大将「Aちゃん。兄ちゃんのファンが10人なら、好きだって伝えんのかい？」
「え？」
大将「もしAちゃんに彼氏が出来たって知ったら、悲しむ常連は10人以上いると思うけどねえ。それで常連さんのために兄ちゃんが好きだけど諦めますって言ったら、悲しくないかい？」
・・・
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
fkr「Aー、チキンカツ食べたいから作って〜」
kwmr「こんにちは。僕はいつものほっけ定食で。」
大将「おう、いらっしゃい。」
「・・・いらっしゃい、ませ。」
大将「じゃあおじちゃん休憩もらうね。こっちはほっけ焼きあがるの待つだけだから。よろしく。」
「あ、はい。いってらっしゃい」
2人の定食を出したところで奥で食べていたお客さまとテーブルのお客さまが続けて帰られお客さまは2人だけになった。
kwmr「さて。妹さん。今日は食べに来たのもそうですが、お話があってきました。」
「・・・はい。」
kwmr「言う前からお分かりのようで。」
fkr「ちょっと、河村。詰めないでよ？」
QuizKnockの方はみんな、仲間思いで、私にはちょっとまぶしい。
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たらこ(プロフ) - 亜希さん» わ！はやい！嬉しい！コメントもありがとうございます！ (2021年5月28日 11時) (
レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
亜希(プロフ) - 一気に読んでしまいました！また次に行ってきます！！ (2021年5月28日 2時) (レス) id: 81b7d60823 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - 涙斗さん» 初めての夢小説がこれで良かったんでしょうか...でも嬉しいです。ありがとうございます！！ (2021年5月13日 21時) (レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
涙斗(プロフ) - 完結おめでとうございます！私がQkで初めて読んだ夢小説がこれでした。双子の劣等感からsgiさんが救い出す感じ、栞奈ちゃんや大将などなど全て楽しませて頂きました！ (2021年5月13日 20時) (レス) id: 1030dabfc9 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - Ayayayayayayaさん» ありがとうございます！キュンももちろんですがずっと読んでくださってるのも嬉しい！ (2021年5月9日 4時) (レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たらこ
| 作成日時：2021年3月31日 16時
