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須貝さんと連絡先は交換したものの、特段連絡が来ることもなくお店に来ればお話する日々が続いていた。
そんなある日。
大将「なあAちゃん。」
「はい？」
大将「今日あの兄ちゃん来てないけど俺が休憩の時に来たのかい？」
「え？・・・いや、来てないですね。」
大将「いつもお昼か夕方前に来るのに。今日は夜に来るのかね？」
「来ない日もありますよ。もうメニュー食べきってますし。」
大将「野菜たくさん入ってるメニューはまだだよ。」
「野菜炒めとか酢豚はたぶん頼まれることはないかと(苦笑)」
大将「Aちゃんも食べられなかったの？」
「んん・・・一般の人と同じくらいまでですよ、小学校低学年くらい。」
大将「克服が早かったんだね。」
「母のご飯が美味しかったんですよ。拳くんには響かなかったみたいですけど。無理に食べさせない親だったので。」
大将「もったいないねえ。」
「ですよね(苦笑)」
ﾌﾞｰﾌﾞｰ ﾌﾞｰﾌﾞｰ
ん？さっきから携帯がずっと震えてる。
大将「Aちゃんどうかしたかい？」
「あ・・・携帯がずっと鳴ってて。」
大将「出て大丈夫だよ？お客さんも落ち着いてるし。」
「・・・すみません。」
え、須貝さん？
「もしもし？すみません遅くなって。」
sgi「ごめんね何度もかけて。今仕事中だよな？」
「まあ・・・どうかしました？」
sgi「あのさ・・・福良が熱で倒れてさ、その・・・来てもらうことできない？」
「え？・・・私が行くより病院連れて行った方が・・・」
sgi「いや、それはそうなんだけどAちゃんのこと呼んでくれって福良が言ってきかないんだよ・・・」
「えっと・・・」
大将「Aちゃん、どうかした？」
「いや、その・・・兄が熱出したそうで・・・」
大将「え、今日はもういいから行ってあげな。今落ち着いてるし6時あがりってことでいいよ。」
「え、でも。」
大将「気にしなくていいけど気になるなら来週の6時上がりをラストまでに延ばしてくれれば。」
「・・・すみません、じゃあ。須貝さん、すみませんオフィスの住所送っていただけませんか。もう場所覚えてなくて。」
sgi「助かる。すぐに送るわ。」
急いで着替えてすぐお店を出た。
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たらこ(プロフ) - 宇宙さん» わ、幼少期編まで...双子編最後までお付き合いいただきありがとうございました！ (2021年3月26日 23時) (
レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
宇宙(プロフ) - たらこさん» 完結おめでとうございます！最後の手紙に感動しました。幼少期編も読んでみます！お疲れさまでした！ (2021年3月26日 21時) (レス) id: 72a0436486 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - 名前さん» 読み続けていただいた上に再度のコメントありがとうございます！ようやくここまで辿り着けて私もほっとしてます。こちらこそありがとうございます！ (2021年3月23日 23時) (レス) id: 1dc2ca21b8 (このIDを非表示/違反報告)
名前(プロフ) - またこちらの場所をお借りします。本当に、本当に、嬉しいです。枯淡で6人と栞奈ちゃんと過ごしてくれていること、今日のお話のために今まで読んでいたのではないかとさえ思っています。ありがとうございます。 (2021年3月23日 22時) (レス) id: 5717194b21 (このIDを非表示/違反報告)
ちぱ(プロフ) - 宇宙さん» 以前もコメント下さった方ですよね？(同じ名前の別の方だったらごめんなさい!)和解まで読み続けていただいてありがとうございます。どうしても家族って比べられがちですよね。これからは衝突せず微笑ましく進むかと思いますので！また読んでいただけると嬉しいです。 (2021年3月23日 21時) (レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たらこ
| 作成日時：2021年3月9日 15時
