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震える手で携帯の地図アプリを起動する。
・・・位置情報？だめだ、設定オフにしてるからすぐ出来ない。
この辺りをうろうろしたことなんてないし分からない・・・
小石川さんの足音が確実についてきている。
とにかく歩き続けているとと気付けば駅からはかなり離れていて。
もう逆方面でもいいから電車に乗ろう。
公園を突っ切るのはさすがに怖くて周りを回って方向転換したその時。
小石川「Aちゃん」
「っっ！！」
小石川さんに腕を掴まれた。
小石川「仕事お疲れ様。こんな遅くに帰らずにウロウロして。危ないよ。俺が家まで送っていってあげる。」
首を横に振って手を引くもビクともしない。
小石川「じゃあ・・・公園で休憩していこうか。」
そういって小石川さんは公園へ引っ張っていく。
やだ・・・やだ・・・
思いっきり手を振り払う。
助けて！！「拳くん・・・・！！」
小石川「拳くんて誰。彼氏いんの。どういうこと。彼氏いないって話してたじゃん。最近よく来る男？誰、誰だよ！！！」
小石川さんはナイフを出して私に向けて来た。
「や・・・・いや・・・・」
小石川「俺のものになってよ・・・なれよ！」
ナイフで左腕を切られて血が出てくる。
「痛っ・・・たすけ・・・拳、く・・・」
fkr「A！！」
嘘・・・ほんとに来てくれた？
小石川「お前・・・Aちゃんのなんなんだよ！俺はAちゃんと結ｋ「あー何言ってんの。とりあえず黙れ。」」
須貝、さん？
須貝さんは小石川さんのナイフを払い落とし簡単に捕まえてしまった。
sgi「警察は呼んどいたからもうちょっとで来ると思う。」
・・・良かった。助かった。今になってようやく涙が出てきた。
fkr「A、もう大丈夫だか・・・怪我してんじゃん、きゅ、救急車。」
「大丈夫・・・だから・・・」
sgi「警察来るまでちょっと待って、こいつ引き渡したら夜間の病院連れてってあげな。しかし双子ってすごいのな、方向音痴の福良が突然公園向かって走んだもん、何事かと。」
「2人ともありがとうございました・・・」
sgi「Aちゃんが無事でよかった。」
fkr「無事じゃないですよ・・・遅くなってごめんね。」
警察が来るまでずっと拳くんは抱きしめて背中を撫でてくれていた。
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たらこ(プロフ) - 宇宙さん» わ、幼少期編まで...双子編最後までお付き合いいただきありがとうございました！ (2021年3月26日 23時) (
レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
宇宙(プロフ) - たらこさん» 完結おめでとうございます！最後の手紙に感動しました。幼少期編も読んでみます！お疲れさまでした！ (2021年3月26日 21時) (レス) id: 72a0436486 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - 名前さん» 読み続けていただいた上に再度のコメントありがとうございます！ようやくここまで辿り着けて私もほっとしてます。こちらこそありがとうございます！ (2021年3月23日 23時) (レス) id: 1dc2ca21b8 (このIDを非表示/違反報告)
名前(プロフ) - またこちらの場所をお借りします。本当に、本当に、嬉しいです。枯淡で6人と栞奈ちゃんと過ごしてくれていること、今日のお話のために今まで読んでいたのではないかとさえ思っています。ありがとうございます。 (2021年3月23日 22時) (レス) id: 5717194b21 (このIDを非表示/違反報告)
ちぱ(プロフ) - 宇宙さん» 以前もコメント下さった方ですよね？(同じ名前の別の方だったらごめんなさい!)和解まで読み続けていただいてありがとうございます。どうしても家族って比べられがちですよね。これからは衝突せず微笑ましく進むかと思いますので！また読んでいただけると嬉しいです。 (2021年3月23日 21時) (レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たらこ
| 作成日時：2021年3月9日 15時
