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「ちっ違う！付き合ってなんかない！」
fkr「うん、違うね。大学で話したことすらないよ。」
綿野「私先週Aちゃんと福良くん○○駅で見かけたんだ。一緒の家に入っていくのも。」
駅まで拳くんが探しに来た時だ・・・
琴葉「別にAちゃんが福良くんと付き合ってたって良くない？わざわざそれをみんなが聞いてるここで言う意味が分からない。」
琴葉ちゃん・・・
綿野「いや、このお弁当ヤバいでしょ。自分のお弁当は可愛く見せかけてできる女の子アピールしておきながら彼氏のお弁当はこんなみんなドン引くお弁当わざわざ作って持たせるってどんな束縛強い女よ？」
fkr「ごめんA、言うね。」
「だめ！」
fkr「綿野さん、俺とAは付き合ってないよ。でも一緒に住んでる。」
綿野「え、そういう関係？」
fkr「じゃなくて。そういう目でAのこと見るの辞めて。俺とAは双子だから。同じ名字なんだしそこまでストーキングするなら分かってよ。」
中野「双子・・・それなら言ってくれれば」
fkr「Aが黙っててほしいって言うから黙ってただけだよ。とりあえずお弁当返してくんない？Aのも。」
綿野さんがお弁当を返してくれる。
綿野「・・・全然似てないから思いもしなかった。でも黙ってて正解かもね、私ならAちゃんが双子だったら恥ずかしくて生きていけない。」
琴葉「ちょっと。」
綿野「福良くんて東大狙ってて東工大に落としたんだって。前Aちゃんは必死に勉強して東工大来たって言ってたよね。天井と底辺なのに双子で同じ大学って言われると腹立つもん。なんかごめんねバラしちゃって。福良くんのことかっこいいなって思ってたけどAちゃんが双子ならちょっと好感度下がった。」
そう言って綿野さんは去っていった。
・・・やっぱ東大から落としたんだ。
ﾋﾟﾛﾝ
私と琴葉ちゃんのスマホが同時に鳴った。4限の休講連絡だった。
お弁当を食べる気になれずお弁当に蓋をする。
琴葉「Aちゃん・・・？」
「琴葉ちゃん、黙っててごめんね。」
琴葉「や、それはちょっとショックだったけどもうよくて。顔色悪いよ・・・？大丈夫？」
fkr「A」
ﾋﾞｸｯ
・・・拳くんが席を立ってこちらに来ようとしている。
お弁当を鞄に突っ込み急いで食堂から去った。
fkr「A！」
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たらこ(プロフ) - 亜希さん» 最高と言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！長いお話なのでゆっくりでも大丈夫です。読んでいただけると嬉しいです(^^) (2021年5月27日 23時) (
レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
亜希(プロフ) - 泣きながら読みました。特に福良さんサイドの初めての時に。もう、最高ですね。続き読んできます。 (2021年5月27日 22時) (レス) id: 81b7d60823 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - Biwaさん» Biwaさんこんにちは！コメントありがとうございます！兄妹設定楽しいですよね〜嬉しいです。んーfkrさんしか書いたことがないので想像つかないんですが短編もしくは中編とかなら書けそうなメンバーもいるかも…？できそうなら書いてみます！ (2021年3月7日 22時) (レス) id: 1dc2ca21b8 (このIDを非表示/違反報告)
Biwa(プロフ) - 突然すみません！！このお話が好きです！めっちゃ！！設定が私好みで…もしこの作品を作り終えて作者様がよろしければ、この設定で(兄弟で妹が劣等感をもってる)違うメンバーっ可能だったりしますか？ (2021年3月7日 21時) (レス) id: 912a3a5484 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たらこ
| 作成日時：2021年2月28日 4時
