inferiority【QK】

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izw「すみませーん。注文いいですか？」


「はーいただいま！」


このお店には大将と私しかいない。


否が応でも行かなくては。


「お待たせしました。ご注文お伺いしますね。」


izw「天麩羅定食1つ」


kwmr「僕はほっけ定食で」


sgi「俺は日替わりのチキン南蛮定食で。福良は？」


fkr「俺は・・・ね。A。なんであの時いなくなっちゃったの？母さんにも知らせないってそんなの・・・」


「あ、あの・・・ご注文」


fkr「違うっていうならお店に入った時なんでびっくりした顔したの。」


「それは・・・あ、YouTuberさん生で見たの初めてで！ファンで。」


kwmr「・・・ありがとうございます？」


fkr「あなたの下の名前は？」


「え、あ・・・栞奈！栞奈です！」


大将「Aちゃーん！Aちゃんメニューの注文入ったよー！」


fkr「・・・」


「・・・お探しの方とは違います。あの注文どうされますか。」


fkr「・・・Aちゃんメニューってなんですか。」


「今お持ちのメニューは大将が作るものです。私の作る定食メニューが別にありまして、ご希望の方はそちらもご注文いただけます。」


fkr「そのメニュー下さい」


「・・・すぐお持ちします」


メニューを持って個室に戻る。


「こちらになります。」


fkr「・・・Aの得意料理ばっかじゃん。ハンバーグ定食で。」


「・・・かしこまりました。しばらくお待ちください。」


大将「あれ？Aちゃんポテトサラダにきゅうり入ってないよ？」


「いいんです、これで・・・あの、大将、緑のお皿ってありますか？」


大将「ん？たぶんあるよ、ちょっと待ってね」


「お待たせしました、ほっけ定食と・・・ハンバーグ定食になります。あと・・・これはサービスのかぼちゃの煮付けです。」


sgi「え、ありがとうございます。」


野菜を抜いたのに価格通りの値段を請求するのは気が引けて、せめてものサービスだった。


提供してすぐ、大将からあがっていいよと言われたので自分の夜ご飯を作ってカウンターで食べる。


早く食べて帰ろう。


いつも1時間はかけてゆっくり食べるのに30分かけずに急いで食べた。


食べ終わってすぐ奥に入って私服に着替え、お店を出る。


fkr「A。」


先程のお客様4人がお店の前に立ってた。

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