あなたが私に自信をくれる【fkr】３

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ー次の日

Aside

お兄ちゃんと久しぶりに買い物に行って家に帰ってきて一緒にご飯を食べた。

ohkr「んん！美味しい〜料理上手になったなあ。」

「そんなことないよ・・・」

・・・拳くん食べてくれなくなったし。

ohkr「福良くんと結婚して、せっかく出た自信がなくなってもーてるやん。やから前言うたやろ、我慢してるって。でもよかったやん本音が言えたんやし。」

「本音・・・」

ohkr「そ。安やって言うてたやん喧嘩なんて感情的になるもんやって。付き合って一度も喧嘩せず結婚まできたのが奇跡やって。感情的になって喧嘩して本音さらけ出して。それでやっと夫婦。」

「今までがあかんかった？」

ohkr「そんなとこはないけど。好きやから我慢する、は俺はちゃうと思うな。今回は福良くんが悪いと思うしずっといてくれたってお兄ちゃんは構わへんけど？どうする？」

「・・・帰る。」

ohkr「やろうなぁ。服見てる時も福良くんに似合いそうって福良くんのものばっか見てたし。・・・好きなんやな。」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
ohkr「お、来た。」

・・・もしかして。

fkr「・・・A」

ohkr「さすがに連絡するわ。言い逃げせずにちゃんとぶつけ。・・・福良くんも、結婚してAのこと適当に扱うんやったら別れて。幸せにしてくへんねやったら次は返してもらう。」

fkr「・・・はい。」

ohkr「ん！久しぶりのAのご飯美味しかった、ごちそうさま。さ、帰り。あとは夫婦で。」

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家まで無言で帰ってくる。

お互い部屋に入ったとき、不意に拳くんに抱きしめられた。

fkr「ｷﾞｭｯ・・・ごめんなさい・・・Aがいてくれることが当たり前になってた。甘えてた。ごめん・・・・本当にごめん・・・」

「私こそ言い逃げしてごめんなさい・・・」

fkr「俺が悪いから・・・でももう逃げないで。俺に我慢しなくていい。なんでも文句言ってくれていいから、俺の前からいなくならないで・・・」

「・・・ご飯いらない時は連絡ほしいな。」

fkr「絶対連絡する。」

「忙しくても家にいる時は夜ご飯だけでも一緒に食べたい」

fkr「もちろん。冷蔵庫の作り置き全部食べた。美味しかった」

「えっ食べてくれたの？」

fkr「Aさ食べてくれたって言うけど俺が食べさせてもらってるんだよ。どっちかというとAの方が上だから。でもそんなとこが好き。いつもありがと。」

拳くん、喧嘩って疲れるけど悪くないね。

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