あなたが私に自信をくれる【fkr】３

133.愛と我慢 ページ36

ysd「旦那さんと喧嘩？」

「そう、ですね・・・」

ysd「理由聞いても？」

安田くんに今日までのことを話す。

「---で、話切り上げて出てきちゃって。」

ysd「ふーん。それでAちゃんは何を悩んでるん？」

「拳くんに感情的になっちゃって、話し合いを放棄しちゃったから・・・」

ysd「なんや(笑)そんなこと？」

「え？」

ysd「喧嘩なんて感情的になるもんやん、物投げて怪我させたわけでもないのに反省せんでええ。」

「いや、でも・・・」

ysd「ご飯いらんなら最初から言えこのクソボケ！くらい言ったらよかったやん？」

「ぼけって・・・付き合いだってあるでしょうし急にご飯行く流れになることだってあるじゃないですか」

ysd「じゃあその時点で連絡すべきちゃう？」

「それは・・・」

ysd「Aちゃんもそれが分かってるから怒ったんやろ。謝らせたらいいやん」

「・・・」

ysd「大倉もそー思うよな？」

「え？」

安田くんが携帯を取り出す。

「・・・安田さん。」

ysd「ごめんな、大倉にAちゃんとおるって言ったら電話かけてきたもんやから繋いでた。」

ohkr「福良くんには言わんといてあげるからうちおいで。」ﾌﾟﾂｯ

結局お兄ちゃんに頼ることになってしまった。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

ohkr「なんで電話出えへんの。心配するやろ。」

「・・・ごめんなさい。」

ohkr「喧嘩したならお兄ちゃんとこ来たら良かったのに。」

「結婚したのにお兄ちゃんに頼ってられへんかなって」

ohkr「なんで？(笑)結婚したってAは俺の妹やん。」

「それは・・・そうなんだけど」

ohkr「それでお兄ちゃん頼ってもらえへんなら結婚なんて賛成するんじゃなかったって後悔せなあかん。福良くんやって1番に俺にかけてきたのになんも知らんくて焦ったやろ」

「・・・やっぱり連絡来た？」

ohkr「そりゃそうやろ。帰って来ーへんのに探しもせん旦那なら別れ。」

「・・・また色んな人に迷惑かけちゃった」

ohkr「伊沢くんも探してくれてるみたいやったから伊沢くんだけ見つかったこと伝えといた。Aが怒る側なん初めてやろ。周りに迷惑かけようと味方になるのが家族やで。」

「・・・ｸﾞｽｯ」

ohkr「明日休みやからお兄ちゃんと一緒にゆっくりしよ。お兄ちゃん最近Aと会えへんくて寂しかってんで〜」

お兄ちゃんは、いつも優しい。

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