あなたが私に自信をくれる【fkr】３

111.世界一幸せな誕生日を君に ページ14

時刻は19時前。

オフィスに着いたのでYouTubeを開いてQKと学ぼうのLIVE配信を見る。
志賀くんはさすが藝大、もう言ってることが哲学みたい・・・
拳くん首都も覚えたの。確かに昨日も地図見てぶつぶつ言ってたけど自主的にやってたの？
何かの企画かと思ってた。拳くんも十分ワーカホリックだよ。クイズの勉強がお仕事みたいなもんだもん。

配信が終わったと同時にQuizKnockメンバーのビデオ通話の通知が来る。

「もしもし。」

wtnb「Aさーん！誕生日おめでとうございます！」

ymmt「Aさんおめでとうございます〜」

「2人ともありがとう！」

sgi「ナイスガイもいますよ〜Aおめでとう！」

「ありがとうございます！」

ハッピーバースデーの歌を歌いながら伊沢くんも画面に現れる。

izw「Happy Birthday to you〜♪おめでとう！YEAAAAAAAAH！」

「歌付きでありがとう(笑)」

izw「そもそもハッピーバースデーの歌の元となった曲は1893年にアメリカのけんたｋｋ「A、誕生日おめでとう。幸せな一年を」おおおい！被ってる！」

「ふふ(笑)河村さんもありがとうございます。」

平日の仕事終わりにこうやって時間を合わせて顔を見てお祝いしてくれるなんて思いもしなかった。

「緊急事態宣言で大変な時にわざわざありがとうございます。」

wtnb「いや逆にめちゃめちゃ暇してますから！ほんとなら直接会ってお祝いしたいくらい！」

sgi「家で仕事するのには慣れたけどAのご飯がないのはきつい！福良が羨ましいわ」

会議の時も時間が決められているからなかなかこうやって話す時間ないもんね。
それから1時間くらいみんなと喋っているとチャイムが鳴った。

ymmt「福良さん来ましたかね。」

kwmr「じゃあ僕たちはこれで。福良にいっぱい祝ってもらって。」

izw「いちゃつきすぎんなよ！一応オフィスだから！」

「もう(笑)でもありがとうございました。」

sgi「じゃあなー！」

wtnb「Aさんほんとにおめでとう！」

良い仲間を持ったなあ。
あ、感動してる場合じゃなかった。

急いで玄関のドアを開けると目の前に綺麗な花束が。

「わあ！」

fkr「遅くなってごめんね。A、誕生日おめでとう。」

めちゃめちゃロマンチック・・・！

「ありがとう・・・」

fkr「なんで泣きそうなの(笑)さ、ご飯テイクアウトしてきたから2人でパーティーしよ。」

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バラはちょっと違うと思った。

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