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ymmt「じゃなくて?」
「誰か1人の1番に、なりたかったんだよね。なんて(笑)」
ymmt「Aちゃん可愛いんだからなれるでしょ。」
「なれたらこんなこと言わないよ。・・・芽衣の1番に一瞬でもなれたことが救いかな。まあ、福良とも仲直りして今日みたいに泊まりでいない時もあるし、須貝さんと付き合うんじゃないかな。もう私が1番なのも終わり。・・・最後は私だけが1人、残るんだよね。」
ymmt「・・・好きなんだね、芽衣ちゃんのこと。」
「小学校の時から私の天使だから。芽衣が幸せになる姿は見たいと思ってるけど。」
ymmt「自分もそんな風に誰かの1番になりたいんだ?」
「・・・強欲なことかな、誰かの1番になりたいって。選んでほしいって思うのってそんな難しいこと?」
ymmt「・・・なにかあったの?聞いてもいいなら、話聞きたいな。」
「・・・日本酒、不味くなるよ?」
ymmt「日本酒に罪はないから美味しく呑むよ〜。」
芽衣以外に話すつもりなんてなかったのに、なぜかこのゆるふわな目の前の男の子には小さい頃からの話をつらつらと話してしまっていた。
「---なわけで、私を選んでくれる人はいないってわけ。」
ymmt「んー・・・複雑に全部を結び付けて考えちゃってるけど、最後のは男運がなかっただけだよ。大学の時だって、相手はAちゃんに告白されて嬉しかったからOKしたわけだし。」
「私が相手を1番に出来なかったのかもしれないんだけどね。でも好きだったら、告白してたはずでしょう?」
ymmt「Aちゃんの理想のタイプは告白してくれて、仕事バリバリできる人?」
「・・・それだと大谷さんになるんだけど。」
ymmt「そうだね。でもだから好きになったんでしょ?」
「それは、そう。男らしいというか、うん・・・年上の落ち着いてて引っ張ってってくれる人がいい。」
ymmt「そこに年齢要件入るんだ?」
「だって年下の男の人ってまだチャラついて他の女の子に行く可能性あるじゃない。」
ymmt「年下に対する偏見じゃなーい?」
「うるさいな。男は30過ぎてから落ち着くのよ!」
ymmt「QuizKnockほとんどダメじゃん!」
「知らないわよ!」
弟がいたらこんな感じ?
気兼ねなく話せて楽しくて。
また行こうねってLlNEも交換して。
そこからたまに日本酒友達として呑みに行くことが増えていった。
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神影(プロフ) - 大好きです。本当に最高。 (3月22日 23時) (レス) @page37 id: 690f341ea7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たらこ | 作成日時:2021年5月13日 19時